ノークリサーチは2025年10月14日、国内の中堅・中小企業における「ひとり情シス」の実態調査の結果を発表した。調査時期は2025年5月で、調査対象企業は全国、全業種、全規模。ひとり情シスの割合は、21.3%から24.5%へと若干(3.2ポイント)ではあるが増えている。
ノークリサーチは、国内の年商500億円未満の中堅・中小企業における「ひとり情シス」の実態を調査した。調査時期は2025年5月で、調査対象企業は全国、全業種、全規模。有効回答件数800社を得ている。
図1は、情報システム担当/部門の人員数(兼任と選任を問わない)を2023年と2025年で比べた結果である。「2~5名」「6~9名」「10名以上」が減った一方で「1名(=ひとり情シス)」が21.3%から24.5%へと若干(3.2ポイント)ではあるが増えている。
図1:年商500億円未満の中堅・中小企業における情シス担当/部門の人員数(出典:ノークリサーチ)拡大画像表示
図1のグラフを見ると、2023年から2025年にかけて「1名」「2~5名」「6~9名」「10名以上」の合計割合が減っている(2023年の81.6%から、2025年の75.0%に)。ノークリサーチによると、これは担当者が決まっていないケース(「外部の人材に委託している」や「担当者が決まっていない」)の割合が増えたことによるという。
中堅・中小企業の全体でひとり情シスの割合が増えているが、すべての年商帯が同様の傾向を示しているとはかぎらない。年商5~50億円(中小企業層)では、人員数の変化が比較的小さい点に加え、ひとり情シスの割合も若干(1.2ポイント)だが減っている(図2)。
図2:年商50億円未満の中小企業における情シス担当/部門の人員数(出典:ノークリサーチ)拡大画像表示
この調査では、人員数が変わらなくても「専任」から「兼任」に変化することで実質的な人員不足が発生しているケースを指摘している。図3は、年商5~50億円(中小企業層)における、2023年から2025年にかけての兼任/専任の変化を示したもの。同年商帯は人員数の変化は小さいが、専任が28.7%から16.7%へと12ポイント減少し、兼任が48.0%から61.1%へと13.1ポイント増えている。
図3:情シス担当/部門における「兼任」「専任」の割合(出典:ノークリサーチ)拡大画像表示
ノークリサーチは今回の調査結果を、『2025年版 DX&AIソリューションの導入パターン類型化と訴求策の提言レポート増補版』のサンプル/ダイジェストとして発表している。
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