[事例ニュース]
NTTドコモグループの開発現場で浸透する「GitHub Copilot」、3600人超がコーディング支援AIを業務利用
2025年11月26日(水)IT Leaders編集部、日川 佳三
NTTドコモグループの開発現場で、コーディング支援AIサービス「GitHub Copilot」の活用が進んでいる。2023年3月から社内/社外向けを問わず、さまざまなシステム/アプリケーションの開発で、1日平均で約1000人がアクティブに利用している。利用する開発者数は3647人に上るという。2025年11月26日、GitHub Japanの説明会にNTTドコモのキーパーソンが登壇して取り組みを紹介した。
NTTドコモは、同社をはじめNTTドコモビジネス、NTTドコモソリューションズなどのNTTドコモグループの開発現場に、ソースコードバージョン管理ツール「GitHub」と、コーディング支援AIサービス「GitHub Copilot」を導入し、日々利用している。「自社サービスの開発や、社内外向けシステム開発など、広範な種類の開発で使っている」(NTTドコモ R&Dイノベーション本部の森谷優貴氏、写真1)という。
写真1:NTTドコモ R&Dイノベーション本部サービスイノベーション部クラウドソリューション担当部長博士(学術)の森谷優貴氏拡大画像表示
2025年11月17日時点で、グループ社員と協力会社を合わせて6334人がGitHubを利用。このうち3647人がGitHub Copilotを使っている(図1)。
図1:NTTドコモグループによるGitHubの利用状況(出典:NTTドコモ)拡大画像表示
GitHubを運用するにあたって、グループ共通の「Organization」を1つ作成してリポジトリを共有。これにより、他の開発者が開発済みのソースコードを再度作ってしまう現象を防いでいる。一部、機密情報の取り扱いなどの都合に応じて、プライベートリポジトリを併用している。
「GitHub Copilotは、1日に約1000人ほどがアクティブに利用している」と森谷氏。使い方は、Askモード(対話型の質疑応答)とAgentモード(コーディングを含めた依頼)がメインで、AIモデルは前者に「Claude Sonnet」、後者に「GPT」を頻用しているという(図2)。
図2:GitHub Copilotで使っているAIモデルの構成(出典:NTTドコモ)拡大画像表示
図3は、GitHub Copilotが提案するソースコード件数と、コードの採用状況をグラフにしたもの。直近1カ月で、GitHub Copilotから毎日3万件強のソースコードの提案を受け、うち約25%を本業務に採用している。
図3:GitHub Copilotが提案するソースコードの件数と、コードの採用状況(出典:NTTドコモ)拡大画像表示
森谷氏によると、ライセンス費用を最適化するため、アクティブなアカウントのライセンスを維持する一方、あまり使われていないアカウントのライセンスを解約している。
その判断の根拠にもなる、利用状況を可視化するダッシュボードを構築し、ライセンス割当処理なども自動化。各開発者からの問い合わせは、ITサービス管理ツール「Zendesk」で管理しているという。
NTTドコモ / GitHub / GitHub Copilot / AI駆動開発 / AIエージェント / NTTドコモビジネス / NTTドコモソリューションズ / SIer / バージョン管理 / ITサービス管理 / Zendesk
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