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京セラ、年間3000件の契約書レビューを効率化、法務特化のエディタで作業時間を3割削減

2026年1月9日(金)日川 佳三、河原 潤(IT Leaders編集部)

京セラ(本社:京都府京都市)は、法務部門における契約書のレビュー(審査)業務を効率化するため、BoostDraftの法務文書のレビューに特化したエディタを導入した。年間約3000件に上る契約書の形式チェックなどを自動化し、1件あたりのレビュー時間を平均約30%削減した。BoostDraftが2026年1月8日に発表した。

 京セラの法務部門では、年間約3000件の契約書レビュー(審査)を行っている。これまで、表記ゆれやインデントのズレ、条番号の整合性といった形式的なチェックを目視で行っており、多大な時間を要していた。また、経験豊富な担当者であっても、形式面での見落としが発生するなど品質の均質化も課題となっていたという。

 こうした課題を解決するため、BoostDraftが提供する法務向け総合文書エディタ「BoostDraft」(画面1)を採用した。Microsoft Wordのアドインとして動作するソフトウェアで、契約書の形式的な修正や表記ゆれの検出などを自動化・効率化する機能を備える。インターネット接続を必須とせず、スタンドアロンで動作するため、機密性の高い契約書データを外部に送信することなく利用できる点も評価した。

画面1:法務向け総合文書エディタ「BoostDraft」の画面例(出典:BoostDraft)
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 本格導入に先立ち、法務部門の一部メンバーで実施したトライアルでは、契約書1件の確認に30分かかっていた作業時間を想定した場合、平均で9分(30%)の削減効果を確認した。この結果を受け、法務部門の全47人への導入を決定した。

 導入後は、特に長文や英文の契約書において顕著な効果が出ているという。法務知的財産本部の金森氏は、「感覚的には1回の確認につき5分から10分ほどの削減になっている」としている。また、これまで目視で行っていた「及び/および」といった表記ゆれもツールが自動で指摘するため、ミスの防止と契約書品質の向上にも寄与している。

 京セラは今後、法務部門内での活用を定着させると共に、契約業務に関わる他部門への展開も視野に入れ、全社的な業務生産性の向上を目指すとしている。

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