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遊技機メーカーのニューギンHD、要件定義に生成AIを適用しコンサル費を数百万円削減

2026年1月8日(木)IT Leaders編集部、日川 佳三

パチンコ・パチスロ遊技機メーカーのニューギンホールディングス(本社:愛知県名古屋市)が、基幹システム刷新に向けた業務整理と要件定義に生成AIを適用した。ROUTE06の要件定義AIサービス「Acsim」を採用し、従来1〜2カ月を要していた外部コンサルタントによるヒアリング工程を短縮、数百万円規模のコスト削減を実現したという。ROUTE06が2026年1月7日に発表した。

 愛知県名古屋市に本社を置くニューギンホールディングスは、パチンコ・パチスロ遊技機の開発・製造を主力事業とする総合アミューズメント企業である。「あそびにマジメ」を掲げ、遊技機の企画から製造、販売、店舗運営まで幅広く展開する。 

 同社は、グループを横断した基幹システム刷新プロジェクトにおいて、各部門の業務フローの可視化を急務としていた。しかし、担当者ごとに業務の進め方や記録方法が異なり属人化していたため、業務全体の正確な把握が困難だった。可視化や整理の手法が見出せず、「何から着手すべきか分からない」という状況に陥っていたという。

画面1:ニューギンホールディングスが業務の整理に用いた要件定義AI「Acsim」の画面(出典:ROUTE06)
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 そこで、業務フローの整理と要件定義の効率化を図る手段として、ROUTE06(ルートシックス)の生成AIを活用した要件定義AIサービス「Acsim(アクシム)」を導入した。

 Acsimは、現状の業務フロー(As-Is)の把握と課題抽出から、改善方針提示、プロトタイプ構築、設計書の自動出力まで、要件定義に必要なプロセスを支援するSaaS。生成AIが推進者の思考を補完し、属人化しやすい要件定義業務を標準化する。

 導入の成果として、業務の全体像が可視化され、現状把握と課題抽出のスピードが向上した。整理・構造化された情報を外部コンサルタントと事前に共有することで、ヒアリングや調査の工数を大幅に削減できたという。これにより、従来1〜2ヶ月を要していたヒアリング工程が短縮され、プロジェクト全体で数百万円規模のコスト削減につながったとしている。

 「Acsimで整理された情報をベースにすることで、外部コンサルとの連携がスムーズになり、スケジュール遅延の回避だけでなく、工数とコストの大幅削減にもつながった」(ニューギンホールディングス)。

 この成果を受けて、営業部門など他部門からも利用希望の声が上がり、全社展開が進んでいる。今後は情報システム部門での活用を通じて、外部委託への依存を減らし、社内ナレッジの蓄積による内製化を推進するほか、あるべき姿(To-Be)の設計など、より高度な上流工程への活用拡大も視野に入れている。

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