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千葉県印西市、業務サーバーとPCの仮想化に着手

2013年10月7日(月)IT Leaders編集部

千葉県印西市は、市が管理するPCの一部をVDIに移行した。あわせて、サーバー仮想化による業務サーバーの統合も進める。ネットワールドが2013年10月7日に発表した。

市が管理する約30台のPCを、VDI(仮想デスクトップ・インフラストラクチャ)に移行、本格運用を開始した。対象は、公共施設で運用していた市民向けの公開PCや、市庁舎内のPC。ハードウェアの老朽化にともない、保守対応の回数が増えてきたことが主な理由。

基盤構築には、サーバー仮想化ソフト「VMware vSphere」と、デスクトップ仮想化ソフト「VMware Horizon View」を利用した。今後、WindowsXPのサポート期限切れに合せて、庁内クライアントの一部を、追加でVDI環境に移行することも視野に入れる。物理PCと比較して、性能面での遜色がないと判断した。

VDIの導入に合わせて、仮想化による業務サーバーの統合にも着手した。システム規模拡大にともない増加した、物理サーバー約40台を仮想インフラ上に順次移行する。サーバールームのスペース確保や、運用コストの削減などが狙い。

バックアップ手段も、テープからディスクに切り替えた。重複排除バックアップストレージ「EMC Data Domain」を導入した。今後、遠隔地へのレプリケーションも予定する。

仮想デスクトップ、業務サーバーともに、ネットワークストレージ「EMC VNX」上に保管する。フラッシュドライブをキャッシュとして利用することで、負荷が集中した場合でも性能を維持できること、容量を段階的に拡張できることなどを評価した。

システムの構築・サポートは、ネットワールドと、大崎コンピュータエンヂニアリングが担当した。

図:システムの構成イメージ(※プレスリリースより引用)
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