「SCM(Supply Chain Management:サプライチェーンマネジメント)」というキーワードが登場して約30年が経つ。企業全体のコストの最適化を図るために、多くの企業がSCMに取り組んできた。しかし、先進企業は、より深部の業務課題にフォーカスし、さらなるコスト改革へ取り組んでいる。前回は、多くの企業で本質的な取り組みが遅れている「サプライヤー管理」について解説した。第6回は、急激なグローバル化の進行による環境の変化によって、改革への着手が急務となっている「供給力の強化」を取り上げる。
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バックナンバー
- 【第9回】サービスパーツ・マネジメント、変革のポイントは「何が」「どこに」「いくつ」(2014/10/27)
- 【第8回】設備は「能力増強」から「維持・補修」を最適化する時代に(2014/09/22)
- 【第7回】日本の強み「供給力」の強化に向けたリスクマネジメント(後編)(2014/09/08)
- 【第5回】利益貢献率高いサプライヤー管理には、情報収集・処理能力が問われる(2014/07/28)
- 【第4回】SCMのフロント最前線を改革するモバイル(2014/06/30)