コンタクトレンズやメガネ、補聴器販売の銀座メガネは、全44店舗にタブレット端末を導入。製品や価格情報などを一斉配信する仕組みを構築し、店舗担当者の知識習得を支援する体制を強化した。接客力・提案力の向上が狙い。製品を導入したインフォテリアが、2014年9月30日に発表した。
同社は豊富な商品知識に基づく接客を実現するため、店舗担当者に向けた情報発信を積極的に実施してきた。本社主導による定期的な商品研修会や、メールによる新製品情報の配信などだ。しかし近年、こうした支援体制には限界が来ていた。取扱商品数の急増に伴い関連情報が肥大化するなか、それらすべてをリアルタイムに共有することは困難だった。実際、店舗担当者間の知識レベルや接客力のばらつきが顕著になっていた。
こうした限界を乗り越えるため、情報共有体制の全面刷新に踏み切った。新体制においては、各店舗にタブレット端末を1台ずつ配備。そこに、新製品の情報や価格一覧表の更新情報といったコンテンツを一斉配信する。eラーニングにも活用し、商品知識の標準化や接客力の向上を実現する構えだ。
コンテンツを配信する仕組みには、インフォテリアのモバイル向けコンテンツ管理製品を採用した。タブレット端末はiPad。
【プロジェクトの概要】 | |
ユーザー名 | 銀座メガネ |
業種 | コンタクトレンズ、メガネ、補聴器販売 |
導入システム | コンテンツ管理・配信システム |
導入目的 | 店舗担当者の接客力向上 |
主な利用サービス | 「Handbook」「iPad」 |