[事例ニュース]

KDDI、店頭契約時の本人確認でマイナンバーカードや運転免許証のICチップ読取を導入

2025年7月29日(火)日川 佳三(IT Leaders編集部)

KDDIと沖縄セルラーは2025年7月28日、店頭契約時の本人確認手段として、マイナンバーカードや運転免許証のICチップ読み取りを同年8月1日から順次開始すると発表した。au/UQ mobileのスマートフォンを取り扱う一部店舗から開始し、2026年度内を目途にau Style/auショップ/UQスポットを含む全店で開始する予定である。

 KDDIと沖縄セルラーは、店頭契約時の本人確認手段として、本人確認書類のICチップ読み取り(写真1)を2025年8月1日から順次開始する。au/UQ mobileを取り扱う一部の店舗から開始し、2026年度内を目途にau Style/auショップ/UQスポットを含む全店で開始予定である。

写真1:KDDIと沖縄セルラーが店頭契約時の本人確認手段として導入するICチップ読取のイメージ(出典:KDDI)
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 店頭の端末でマイナンバーカードや運転免許証などのICチップを読み取り、ICチップから読みだした顔画像とカメラ撮影の顔画像を機械的に照合して本人を確認する(携帯電話不正利用防止法の「ニ方式」に相当)。

 店頭端末は専用のスマートフォンであり、KDDIテクノロジーが開発したアプリが動作する。ICチップの読み取りと本人確認の仕組みとして、LiquidのeKYC(オンライン本人確認)サービス「LIQUID eKYC」をオフラインで利用する。

 ICチップから情報を読み取ることで、本人確認書類の偽造や変造、第三者によるなりすまし契約を防止する。また、ICチップから読み取った氏名や住所などの情報を受付業務のシステムに自動反映させることが可能なので、業務効率が上がり、顧客の待ち時間が短くなる。

 なお、KDDIは、オンラインでの携帯電話サービスの契約においてLIQUID eKYCをすでに導入済み。今回、この仕組みを対面契約にも展開する。LIQUID eKYCは、オンラインで実行するプランに加えてオフラインで実行するプランがある。

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KDDI / eKYC / マイナンバーカード / スマートフォン / Liquid

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