BOJは2015年2月3日、訪日外国人向けモバイルデータ通信サービスの商機拡大に向け、新たな決済方式を導入。同社が販売するプリペイド式SIMカードを、ビットコインで購入できるようにした。サービスを提供するレジュプレスが同日発表した。
BOJは、外国人向けにポータルサイト「Beauty of Japan」を運営し、コンテンツを通して日本の魅力を訴求すると共に、旅行手配などを手がけている。また訪日者向けにプリペイド方式のSIMカードを利用したモバイルデータ通信サービス「BOJ mobile」も展開。今回、そのサービスにビットコイン決済を取り入れた。
新方式は、顧客がインターネット上の取引サービスを通じて入手したビットコインを使って同社のSIMカードを購入すると、取引サービス業者がその売り上げを日本円に換金し、BOJの銀行口座に振込む仕組み。BOJは、売り上げの1%を手数料として取引サービス業者に支払う。同社がビットコインを保有することはない。
運用実績を評価し、レジュプレスのサービスを採用した。
【プロジェクトの概要】 | |
ユーザー名 | BOJ |
事業内容 | 訪日外国人向けポータルサイトの運営、多言語Webサイトの制作・運営など |
導入システム | ビットコイン決済システム |
導入目的 | モバイルデータ通信サービスの利便性向上 |
主な利用サービス | 「coincheck forEC」 |