最近のBI(Business Intelligence)/BA(Business Analytics)では、インフォグラフィックス(Info-graphics)の技術を適用した様々なグラフが作成できるようになっています。データの可視化方法として重要性が高まるグラフについて、それぞれがどんなデータを可視化するのに適しているのか、そのグラフを作成するために必要なデータ項目は何かなどを解説していきます。今回は、「ヒートマップ」を取り上げます。棒グラフ/円グラフだけのプレゼンテーションから卒業しましょう。
ヒートマップ
図1:ヒートマップの例
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ヒートマップの説得力
ヒートマップは、データの行列やポイントを色で表現する可視化グラフの一種です。様々な形でデータに対し色を付けていきます。
一般的に良く使用される表現方法は、図1や図2のように、すべてのデータの範囲に対し、行列のセルの値がどの程度の位置にあるのかを色付けし、その分布状況を把握できるようにするものです。
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【次ページ】ヒートマップの適用ケース
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バックナンバー
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- 【第6回】散布図~データ全体の分布傾向や相関関係を把握する(2015/11/19)
- 【第4回】レーダーチャート〜データのバランス傾向を確認する(2015/09/16)
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