最近のBI(Business Intelligence)/BA(Business Analytics)では、インフォグラフィックス(Info-graphics)の技術を適用した様々なグラフが作成できるようになっています。データの可視化方法として重要性が高まるグラフについて、それぞれがどんなデータを可視化するのに適しているのか、そのグラフを作成するために必要なデータ項目は何かなどを解説していきます。今回は、「ヒートマップ」を取り上げます。棒グラフ/円グラフだけのプレゼンテーションから卒業しましょう。
ヒートマップ
図1:ヒートマップの例拡大画像表示
ヒートマップの説得力
ヒートマップは、データの行列やポイントを色で表現する可視化グラフの一種です。様々な形でデータに対し色を付けていきます。
一般的に良く使用される表現方法は、図1や図2のように、すべてのデータの範囲に対し、行列のセルの値がどの程度の位置にあるのかを色付けし、その分布状況を把握できるようにするものです。
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