最近のBI(Business Intelligence)/BA(Business Analytics)では、インフォグラフィックス(Info-graphics)の技術を適用した様々なグラフが作成できるようになっています。データの可視化方法として重要性が高まるグラフについて、それぞれがどんなデータを可視化するのに適しているのか、そのグラフを作成するために必要なデータ項目は何かなどを解説していきます。今回は「グリッドチャート」を取り上げます。棒グラフ/円グラフだけのプレゼンテーションから卒業しましょう。
グリッドチャート
図1:軸の相関関係をバブルで表現したグリッドチャートの例拡大画像表示
グリッドチャートの説得力
グリッドチャートは、カテゴリーを縦軸と横軸に設定し、軸の相関関係をバブルや円グラフで表現したグラフです(図1、図2)。
図2:軸の相関関係を円グラフで表現したグリッドチャートの例拡大画像表示
第6回で取り上げた散布図では、数値を縦軸と横軸に設定します。数値が軸で連続値なのでプロットの位置は決まっていません。これに対しグリッドチャートでは、カテゴリーが軸で不連続値のため、相関関係を示すバブルや円グラフの位置は固定されます。縦横のカテゴリーと集計値の相関関係を把握することで散布図とは違う視点での分析が可能になります。
一般的な利用方法は、横軸に四半期など時系列系のカテゴリーを、縦軸には製品種別や支店など分類系のカテゴリーを設定するものです。図1では、縦軸が製品別でバブルの大きさで分析しています。製品種別の四半期ごとの売上傾向を表示することで期間変動の傾向が把握できます。
図2の縦軸は支店で、色分けに製品種別などの分類系カテゴリーを使って円グラフ内の割合で分析しています。支店における製品種別ごとの四半期の売上傾向を表現することで、期間変動の傾向と共に地域による傾向を把握できます。
会員登録(無料)が必要です
- 1
- 2
- 次へ >
- 【第6回】散布図~データ全体の分布傾向や相関関係を把握する(2015/11/19)
- 【第5回】ヒートマップ~データの分布傾向を色で判断(2015/10/21)
- 【第4回】レーダーチャート〜データのバランス傾向を確認する(2015/09/16)
- 【第3回】ファネルチャート〜プロセスの進み具合による変化を確認(2015/08/19)
- 【第2回】ブロックチャート〜複数カテゴリーの内訳を同時に比較(2015/07/15)
- 業務システム 2027年4月強制適用へ待ったなし、施行迫る「新リース会計基準」対応の勘所【IT Leaders特別編集版】
- 生成AI/AIエージェント 成否のカギは「データ基盤」に─生成AI時代のデータマネジメント【IT Leaders特別編集号】
- フィジカルAI AI/ロボット─Society 5.0に向けた社会実装が広がる【DIGITAL X/IT Leaders特別編集号】
- メールセキュリティ 導入のみならず運用時の“ポリシー上げ”が肝心[DMARC導入&運用の極意]【IT Leaders特別編集号】
- ゼロトラスト戦略 ランサムウェア、AI詐欺…最新脅威に抗するデジタル免疫力を![前提のゼロトラスト、不断のサイバーハイジーン]【IT Leaders特別編集号】
-
VDIの導入コストを抑制! コストコンシャスなエンタープライズクラスの仮想デスクトップ「Parallels RAS」とは
-
AI時代の“基幹インフラ”へ──NEC・NOT A HOTEL・DeNAが語るZoomを核にしたコミュニケーション変革とAI活用法
-
加速するZoomの進化、エージェント型AIでコミュニケーションの全領域を変革─「Zoom主催リアルイベント Zoomtopia On the Road Japan」レポート
-
14年ぶりに到来したチャンスをどう活かす?企業価値向上とセキュリティ強化・運用効率化をもたらす自社だけの“ドメイン”とは
-
-
-
-
生成AIからAgentic AIへ―HCLSoftware CRO Rajiv Shesh氏に聞く、企業価値創造の課題に応える「X-D-Oフレームワーク」
-
-
-
「プラグアンドゲイン・アプローチ」がプロセス変革のゲームチェンジャー。業務プロセスの持続的な改善を後押しする「SAP Signavio」
-
BPMとプロセスマイニングで継続的なプロセス改善を行う仕組みを構築、NTTデータ イントラマートがすすめる変革のアプローチ
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-





