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NTTがグローバル体制のセキュリティ専門会社を設立

2016年6月7日(火)IT Leaders編集部

日本電信電話(NTT)は2016年6月6日、従業員数1300人規模のセキュリティ専門会社「NTTセキュリティ」を設立することを発表した。NTTグループが国内外に持つセキュリティリソースを集約した100%子会社となる。

 新会社のNTTセキュリティは、マネージドセキュリティサービス(MSS)およびセキュリティ関連コンサルティングを提供する。日本にグローバル本社を、米国、欧州、アジア太平洋地域および日本に地域事業本部を設置してグローバルでサービスを展開していく。

 グループが持つ高度分析基盤やセキュリティ脅威情報、セキュリティ専門技術を集約する予定で、2010年のNTTコミュニケーションズによるドイツIntegralisの買収によって誕生したNTT Com Security、NTTが2013年に買収したMSSの専業会社米Solutionaryの2社は新会社に統合される。

 そのほか、NTTが2010年に買収した、南アフリカに本社を置くDimension Data、米国に本社を置くR&D子会社のNTT Innovation Institute、NTTコミュニケーションズの3社がそれぞれ持つMSSプラットフォームも、新会社に移管される。

 新会社はNTTの100%子会社で、資本金は255億円。社長にはNTTの澤田純副社長が就任し、約1300人の体制で2016年8月1日に事業を開始する。

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