[ザ・プロジェクト]
グローバル全社でクラウドシフトを敢行し「360°のビジネスイノベーション」へ―三井物産
「攻めのIT経営銘柄 2016」選定企業のIT戦略<16>
2017年2月7日(火)佃 均(ITジャーナリスト)
三井物産がSAPの高速ERPプラットフォーム「HANA」、それをクラウドで提供するサービス「HANA Enterprise Cloud(HEC)」を全面採用したのは国内企業では先駆的な事例。注目されるのは当然だが、理事・IT推進部長の植田勲氏は「当社としては自然な流れでした」と言う。それは2014年5月発表の中期経営計画「Challenge & innovation for 2020」の一環で、「7つの攻め筋」を支える重要な基盤という意味だ。その狙いと効果を聞いた。
- > 前へ
- 1
- 2
バックナンバー
- リコーのグローバルデータ基盤プロジェクト「GLIDER」の軌跡と成果(2025/01/28)
- コスト削減にとどまらないFinOpsの効果、「スタディサプリ」データ基盤チームの実践─リクルート(2024/12/26)
- デジタルで磨き、尖らす「モノづくり力」─古河電工のDX実践(2024/11/29)
- 次代に向けた技術基盤の“式年遷宮”─NTTドコモのビッグデータ基盤刷新プロジェクト(2024/11/28)
- 基幹システム刷新に再度挑むイトーキ、過去の教訓から描いた“あるべき姿”へ(2024/10/02)