[クラウド活用パターン辞典〜Amazon Web Servicesを使い倒す!〜]

AWSでサーバーレスなシステムを構築する【第4回】

2017年4月24日(月)清野 剛史(クラスメソッドAWS事業部ソリューションアーキテクト)

3回に渡って、主にWebシステムを効率的に運用するためのクラウドの使い方について考えてきた。その過程で分かってきたことは「いかに管理をクラウド側に任せるか」が、クラウドを使ったシステム運用の基礎的な考え方になるということだ。今回は“クラウドに任せる運用”の究極のスタイルとも言える「サーバーレスシステム」について考えていきたい。

ログインとユーザー権限管理はCognitoで

 Webシステムを構築する際に不可欠な機能の1つに「ログイン機能」がある。サーバーレスでログイン機能を構築するのには「Cognito」を利用するのが最も適切だ。Cognitoでは、ログインのためのプロバイダーとして「OAuthログイン」をサポートしているAmazonアカウントのほか、FacebookやTwitterなどソーシャルメディアのアカウントを利用できる。「User Pool機能」を使うことで通常のIDとパスワードを用いたログイン機能もAPIを組み合わせるだけで簡単に構築できる。

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