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住友生命が営業職員に約4万台のタブレット端末を導入、NECの顔認証を搭載

2017年9月26日(火)日川 佳三(IT Leaders編集部)

住友生命保険(住友生命)は2017年9月26日、NECと共同で住友生命の営業職員(スミセイライフデザイナー)向けに新しいタブレット端末を開発したと発表した。NECの顔認証エンジン「NeoFace」を搭載してセキュリティを高めた。2018年7月から順次約4万台を導入する。

 住友生命の営業職員3万人強をカバーする、約4万台のタブレット端末を開発して導入する。新型タブレット端末では、従来は紙ベースで実施していた保険契約に関する各種手続きを電子化する。顧客と一緒に画面を見ながら、「保障内容の確認・見直し」から「申込み手続き」までを完結できる。

写真1:住友生命保険とNECが共同開発した、スミセイライフデザイナー向けタブレット端末の外観(出典:住友生命保険、NEC)写真1:住友生命保険とNECが共同開発した、スミセイライフデザイナー向けタブレット端末の外観(出典:住友生命保険、NEC)
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 端末のソフトウェア面での特徴の1つは、NECの顔認証エンジンソフト「NeoFace」を搭載していることである。ID/パスワードを用いた従来型のユーザー認証に加えて、顔による認証ができる。これにより、本人になりすました端末へのアクセスを防止する。

 端末のハードウェア面での特徴は、営業職員が求める、軽さ(約740g)、薄さ(8.9mm)、丈夫さ(天面全体へ均等に150kgの面加圧)を備えたことである。大きさは12.3インチで、バッテリーの駆動時間は10時間。LTEモジュールを搭載する。CPUはIntel Coreプロセッサで、OSにはWindows 10 Proを採用した。

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