日立キャピタル(現三菱HCキャピタル)は2017年10月17日、企業の働き方改革を支援する「ワークスタイル変革ソリューションパック」を提供すると発表した。日立ソリューションズと協力し、10月18日から提供する。
本サービスは、日立キャピタルの「Life Cycle Managementサービス」(パソコンの貸出や管理に関わる業務を支援)と、日立ソリューションズの「ワークスタイル変革ソリューション」(テレワークや組織の生産性向上などを支援)を組み合わせて構築したパッケージサービスである。
最初に、テレワークの導入・運用に関わる業務をオールインワンで支援するサービスを月額制で提供する。日本マイクロソフトのタブレットPC「Surface Pro」の貸出からセキュリティ対策、Office 365などの法人向けクラウドサービスの導入、問い合わせ対応、資産管理までを支援する。
日立キャピタルは、日立ソリューションズの「Application Container Platform」をSurface Proにインストールし、貸出から故障などの問い合わせ対応、資産管理、下取りまでを行う。Application Container Platformは、パソコンを用いた業務環境をインターネットの脅威から分離することで、安全な作業環境を提供するソフトである。
一方、日立ソリューションズは、Office 365など、日本マイクロソフトの法人向けクラウドサービスを提供する。
今回提供するパッケージサービスによって、機器の調達や各種設定、セキュリティ対策など、テレワークにともなう管理業務の負担軽減やコストの平準化が可能になるという。安心して円滑にテレワークを導入できるとしている。