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東芝情報システム、野良ロボを防止できるRPAソフト「Blue Prism」を販売

2018年3月26日(月)日川 佳三(IT Leaders編集部)

東芝情報システムは2018年3月26日、RPA(ロボットによる業務自動化)ソフト「Blue Prism」の販売を同月から開始すると発表した。Blue Prismの開発会社は英Blue Prismで、販売代理店の1社であるRPAテクノロジーズを介した2次販売代理店として販売する。価格(税別)は、1ライセンスあたり月額10万円で、最小構成は5ライセンス。

 Blue Prismは、金融機関などのガバナンスを要求する大企業に向けて、管理機能に注力したRPAソフトである。各事業部門に分散しているRPAロボットを、管理サーバー側で一元管理する。管理コンソールからロボットに対して、プロセスの制御、監視、実行、スケジュール設定ができる。

図1●Blue Prismはサーバーで集中管理できる(出所:東芝情報システム)図1●Blue Prismはサーバーで集中管理できる(出所:東芝情報システム)
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 管理機能によって、各部門が無許可で導入して管理不能となった「野良ロボ」の増加を防止できるとしている。ロボットの修正履歴の管理や、ロボットの更新にともなう新旧ロボットの比較もできる。

 販売の背景について同社は、RPAソフトによる事故が発生していることを挙げる。「野良ロボの増加や、ロボットの想定外の動作によって発生する不正アクセスや誤処理といった事故が起こっていることを挙げる。「こうした事故の多くは、RPAソフトの管理機能が低いことに起因する」という。

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