テラスカイは2018年3月30日、Salesforce Service CloudとLINEカスタマーコネクトを連携させるサービス「オムニチャネル LINK for LINE カスタマーコネクト」を発表した。同年4月から提供する。Service Cloudの画面に、LINE上での顧客とのやりとりを表示できるようになる。
セールスフォース・ドットコムの「Salesforce Service Cloud」は、コールセンターの問い合わせ対応や顧客サポートなどの機能を提供するクラウドサービスである。LINEの「LINEカスタマーコネクト」は、顧客サポートの手段としてLINEを使えるようにするサービスである。
画面1:オムニチャネル LINK for LINE カスタマーコネクトを利用したService Cloudのコンソール画面(出典:オムニチャネル LINK for LINE カスタマーコネクト)拡大画像表示
テラスカイは今回、これらをデータ連携させるサービスとして、「オムニチャネル LINK for LINE カスタマーコネクト」を開発した。これにより、Service Cloudの画面上に、LINEでのやりとりを表示できるようになった。
サービス提供の背景についてテラスカイは、スマートフォンの普及によって、LINEなどのチャットサービスやSNSを用いたコミュニケーションが普及した状況を挙げる。「企業は、顧客とのコミュニケーション手段として、LINEをはじめとするチャットでの対応を求められるようになってきている」(同社)。
LINEチャットを顧客対応に利用するメリットの1つは、コールセンターにおいて1人のオペレーターが複数の問い合わせに同時に対応できることである。言葉だけでなく、スタンプや画像、URLを駆使した身近で伝わりやすいサポートによって、顧客満足度も高められる。
他のチャットサービスとの比較では、マルチテナント形式を選ぶことでコストを低く抑えられるとしている。
価格(税別)は、初期費用が1組織あたり30万円。利用料は5ユーザーまでで月額15万円。ユーザーを追加する場合は追加ユーザー1人あたり月額5000円。
テラスカイ / LINE / オムニチャネル / Service Cloud / Salesforce
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