TISは2018年6月5日、社員教育に使うeラーニングソフト「楽々てすと君」を強化したと発表した。eラーニングソフトの周辺サービスとして、導入企業に合わせたコンテンツの作成を支援するサービス「おまかせてすと君」などを追加し、全体で「てすと君シリーズ」としてブランド化した。販売目標は、2020年までに170社。
eラーニングソフト「楽々てすと君」に、2つの周辺サービスを追加した。周辺サービスとて、企業に合わせたeラーニングコンテンツの作成を支援する「おまかせてすと君」と、標準のeラーニングコンテンツを提供する「学べるてすと君」を新たに用意した。
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おまかせてすと君では、ユーザーのニーズに合わせて、従業員教育のための各種サービスを提供する。例えば、ユーザー企業が自社でeラーニングコンテンツを作成するためのソフトを提供するほか、コンテンツの作成や人事マスターの登録、学習の進捗管理といった実際の運用を支援する。
学べるてすと君では、従業員教育に必要なコンテンツを、TISがパートナー企業と協業しながら提供する。例えば、女性活用や育児休業、障害者雇用などの人事・総務系コンテンツ、情報セキュリティや個人情報保護法などのIT系コンテンツ、食品や医療など特定の業界に特化した教育コンテンツ、などである。
2018年秋には、eラーニングソフト「楽々てすと君」も強化する。AIを使ったコンテンツ作成支援機能を提供するほか、eラーニングの世界標準規格であるSCORMに準拠させる。