NECは2018年6月7日、ユニファイド(SANとNASを統合した)ストレージ「iStorage M」シリーズの新製品4機種と、ストレージの性能状況を把握・分析し改善策を提案する「性能傾向分析サービス」など2種のサービスを発表、同日販売を開始した。2018年7月2日から出荷する。
ストレージの新機種は全部で4機種ある。ハイブリッドモデル3機種(「iStorage M12e」、「iStorage M120」、「iStorage M320」)と、オールフラッシュモデル1機種「iStorage M320F」である。
いずれも、ハードウェアを刷新し、処理性能を従来機種比で最大4倍に向上させた。CPUを刷新したほか、メモリー容量を最大で4倍に拡大した。インタフェースも高速化した。
フラッシュメモリー対応も強化した。SSDの長寿命化技術の向上させたほか、フラッシュメモリー用に特化した性能の強化を図った。データをSSDに書き込む前に圧縮して書き込む機能を搭載し、格納容量を削減した。
ストレージのハードウェアに加えて、日常の運用をサポートする「性能レポートサービス」を開始する。ストレージ負荷状況の報告書を作成し、状況を把握することで作業負荷を軽減する。さらに、ストレージアクセスの問題点の兆候を検出・分析して改善策を提案する「性能傾向分析サービス」も提供する。
製品名 | 価格(税別) | 出荷開始日 |
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iStorage M12e | 79万円から | 2018年7月2日 |
iStorage M120 | 108万4000円から | 2018年7月2日 |
iStorage M320 | 569万円から | 2018年7月2日 |
iStorage M320F | 709万円から | 2018年7月2日 |