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データ連携ソフトASTERIAとブロックチェーンEthereumの連携アダプタ、ISIソフトウェアー

2018年12月26日(水)日川 佳三(IT Leaders編集部)

アイ・エス・アイソフトウェアーは2018年12月26日、アステリアのデータ連携ソフト「ASTERIA Warp」からブロックチェーン基盤「Ethereum」に接続するアダプタ「ASTERIA Ethereum アダプター」を開発すると発表した。2019年3月から提供する。ブロックチェーンを使っていることを意識することなく、ASTERIA WarpからEthereumにデータを保存できるようになる。

 ASTERIA Warpは、異なるシステム同士をプログラミングなしでデータ連携できる基盤ソフトである。接続先となる業務ソフトやデータベースに、それぞれのアダプタを介して接続する。こうして入手したデータを、ルールに基付いて変換し、外部システムにアダプタ経由で引き渡す。ジョブフローを定義して実行するバッチスケジューラ機能も備えている。

 アイ・エス・アイソフトウェアーは今回、ASTERIA Warpから外部システムに接続するアダプタの新製品として、ブロックチェーン基盤のEthereumに接続してデータを格納できる「ASTERIA Ethereum アダプター」を用意した(図1)。これを使えば、ブロックチェーン特有のプログラミングなどをすることなく、ブロックチェーンを活用したアプリケーションを構築できる。

図1:ASTERIA Ethereum アダプターを使えば、ブロックチェーン特有のプログラミングなどをすることなく、ブロックチェーンを活用したアプリケーションを構築できる(出典:アステリア、アイ・エス・アイソフトウェアー)図1:ASTERIA Ethereum アダプターを使えば、ブロックチェーン特有のプログラミングなどをすることなく、ブロックチェーンを活用したアプリケーションを構築できる(出典:アステリア、アイ・エス・アイソフトウェアー)
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 接続できるブロックチェーン基盤は、Ethereumである。パブリックブロックチェーンであるEthereumのMainnet(メインネット)、パブリックの開発環境であるTestnet(テストネット)、プライベート環境などを利用できる。さらに、ASTERIA Ethereum アダプターの販売開始時点で、AWS(Amazon Web Services)のサービス「Amazon Managed Blockchain」も利用できるようにする予定。

 想定する用途は、表1のとおりである。

表1:ASTERIA Ethereum アダプターが想定する主な用途
用途 効果
ポイントシステムの基盤 社内外で利用するポイントシステムや、地域で利用するポイントの基盤を、ノンプログラミングで構築できる
文書改ざんの抑止 文書管理システムなどの承認情報をブロックチェーンに書き込む。これにより、証明が強固になるほか、改ざんの抑止につながる
人事評価
タレントマネジメントシステム
従業員の評価ポイントや、学習履歴の管理などの基盤として使える
ブロックチェーンの実証実験 ブロックチェーンの動作確認、可能性の調査など、期間限定ライセンスと組み合わせで短期間、低コストで検証できる

 ASTERIA Ethereum アダプターの価格(税別)は、通常のライセンスが1ライセンス30万円で、年間の保守費が対象正価の15%。サブスクリプション型のライセンスが、1ライセンス月額1万5000円。

 なお、アステリアには「ブロックチェーン事業推進室」と呼ぶ部署を中心に、ブロックチェーンを活用した事業開発を推進している。特に、仮想通貨や金融機関の勘定系以外の、幅広い分野にブロックチェーンを適用することに注力している。ブロックチェーンの具体的な活用例として、「文書改ざん検知ソリューション」を提供しているほか、アステリアの株主総会における議決権の行使にブロックチェーンを活用している。

 ASTERIA Ethereum アダプターは、今後も機能強化を図る(図2)。標準的な仮想通貨が採用している形式「ERC20」も使えるようにする。クラウドベンダー各社が提供するブロックチェーンサービスも、Amazon Managed Blockchainを皮切りに、順次利用できるようにしていく。

図2:ASTERIA Ethereum アダプターの開発ロードマップ(出典:アステリア、アイ・エス・アイソフトウェアー)図2:ASTERIA Ethereum アダプターの開発ロードマップ(出典:アステリア、アイ・エス・アイソフトウェアー)
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