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クラウドとSDKでブロックチェーンを短期導入、NTTデータ先端技術がSIサービスを開始

2019年2月1日(金)日川 佳三(IT Leaders編集部)

NTTデータ先端技術は2019年2月1日、ブロックチェーンを活用したアプリケーションを短期間で構築するSIサービス「ブロックチェーンアプリ開発サービス」を発表、同日提供を開始した。米Oracleのクラウドサービス「Oracle Blockchain Platform Cloud Service」と、開発期間を短縮する独自開発のソフトウェアを利用する。

 NTTデータ先端技術は2016年から、ブロックチェーンの基盤やブロックチェーンを活用したシステムを構築するSIサービスを提供している。すでに、製造業、流通業、不動産などに導入した実績がある。今回、より短期間にブロックチェーンを導入するメニューとして、ブロックチェーンアプリ開発サービスを用意した(図1)。

図:「ブロックチェーンアプリ開発サービス」のイメージ(出典:NTTデータ先端技術)図:「ブロックチェーンアプリ開発サービス」のイメージ(出典:NTTデータ先端技術)
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 ブロックチェーンアプリ開発サービスでは、ブロックチェーンを活用したアプリケーションの開発を簡素化するクラウドサービスであるOracle Blockchain Platform Cloudを利用する。さらに、Oracle Blockchain Platform Cloud上での開発期間を短縮するソフトとして、NTTデータ先端技術が独自に開発した「独自アクセラレーター」を利用する。

 独自アクセラレーターでは、ブロックチェーンを活用したアプリケーションの開発時に必要となるSDK(ソフトウェア開発キット)や、ユーザー管理、トランザクション管理、ブロックチェーンの処理などを簡単に実施できる機能を提供する。NTTデータ先端技術が独自アクセラレーターを用いてシステムを開発することにより、ユーザーは短期間でブロックチェーンアプリケーションを利用できるようになる。

 システム構築サービスのほかにも、ブロックチェーンの導入前のコンサルティングを提供する「ブロックチェーン導入コンサルティングサービス」も提供する。価格は200万円から。ブロックチェーンの基礎やメリット、既存システムとの違いや実際のブロックチェーン導入事例などを学べる「ブロックチェーン勉強会」を開催するほか、ブロックチェーンの実証実験(PoC)を提供する。

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