オウケイウェイヴ総研は2019年4月3日、全国の会社員1000人を対象に「社内業務」に関する調査を実施したと発表した。一般的な会社員は1日平均1.6時間「調べもの」に時間を割いており、計算上、日本全体で1日当たり約1057億円相当の賃金が調べものに充てられることになる。
1日の業務のうち、調べものをする時間で最も多かった回答は「1~2時間未満(69.2%)」であり、平均は1.6時間だった。日本全体で1日当たり約1057億円相当の賃金が調べものに充てられている計算になる。
図1:仕事中に調べものをする際に利用するもの(出典:オウケイウェイヴ総研)拡大画像表示
仕事中に調べものをする際に利用するもの・人のトップ3は、「インターネット検索」(93.3%)、「職場の上司や同僚」(44.2%)「社内にある新聞・書籍・雑誌など活字資料」(19.1%)だった(図1)。調べものは自力で行っていることが分かった。
仕事で調べものをしていて時間を取られてしまっていると「思う」と回答した人は、「とても思う」と「やや思う」を合わせて全体の62.9%となった。このうち、仕事上での調べものによって時間を取られることにストレスを「感じている」と回答した人は、「とても感じている」と「やや感じている」を合わせて75.4%だった。
調べものに時間を取られてしまっていると思う理由のトップ3は、「新しい知識を多く必要とする業務のため」(57.6%)、「知りたい情報が一箇所にまとまっていないため」(56.4%)、「知りたい情報がどこにあるか把握できていないため」(32.4%)だった。
仕事中に調べものをする上で職場に望むことトップ3は、「社内ツール・システム関連の整備」(34.3%)、「社内の情報共有体制の整備」(34.0%)、「情報収集の時間」(24.3%)だった(「あてはまるものはない」は除く)。
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