MetaMoJiは2019年5月21日、法人向け業務アプリケーションパッケージ3製品をメジャーバージョンアップした。新版では、カスタマイズ性と拡張性を強化し、働き方改革の対象業務を拡大した。2019年6月に出荷する予定である。
リアルタイム会議支援アプリケーション「MetaMoJi Share for Business」、デジタル野帳「eYACHO for Business」、高機能デジタルノート「GEMBA Note for Business」の3製品をバージョンアップした。
今回のバージョンアップでは、大規模導入の際に必要となる権限管理やセキュリティ機能の強化、業務アプリケーションの開発まで可能なカスタマイズ機能の導入、開発環境の強化、などを実施した。企業のPDF、写真、動画が増加していることから、提供するストレージ容量も増やした。
MetaMoJi Shareは、ペーパーレス会議や遠隔地との情報共有を支援するアプリケーションである。バージョンアップでは、大規模導入に必要な機能強化に加えて、動画をノート上に貼り付ける機能を搭載した。
eYACHO for Businessは、業務テンプレートを拡充した。レイヤー表示や縮尺表示などの機能を強化したことに加え、JACIC(日本建設情報総合センター)の認証を取得し、工事写真の電子納品ができるようになった。
GEMBA Noteは、レイヤー表示や縮尺表示などの機能に加え、アグリゲーション検索機能やデータ連携機能を強化した。構築できる業務アプリケーションの適用シーンも拡大した。
価格(税別)は、以下の通り。MetaMoJi Shareは、クラウド版の年間利用料(20ユーザーから)が1ライセンス当たり1万2000円で、初期導入費が10万円から(別途見積)。eYACHO for Businessは、クラウド版の年間利用料(5ユーザーから)が1ライセンス当たり2万8000円で、初期導入費が30万円から(別途見積)。GEMBA Noteは、年間利用料(5ユーザーから)が1ライセンス当たり2万6000円で、初期導入費は30万円から(別途見積)。