[内田勝也の日々是セキュリティ]

海外で広がる「バグバウンティ=脆弱性報償金制度」、もっと日本でも!:第1回

2019年8月27日(火)内田 勝也(情報セキュリティ大学院大学 名誉教授)

セキュリティに関する世界最大のイベントの1つが「Black Hat USA」。今年も8月初旬に米国ラスベガスで開催された。さまざまな話題があったが、今回は「バグバウンティ(Bug Bounty)」と呼ばれる脆弱性報償金制度を取り上げたい。Black Hat USA 2019で、米マイクロソフトは、Microsoft Azureの脆弱性を発見するために最大30万ドル、アップルは従来20万ドルだったのを最大100万ドルの報奨金を出すと発表している。このように、セキュリティ上の問題を発見するためにもっと日本でも実践したほうがよいと考えるからだ。セキュリティ人材育成・発掘利点もある。

この記事の続きをお読みいただくには、
会員登録(無料)が必要です
  • 1
  • 2
バックナンバー
内田勝也の日々是セキュリティ一覧へ
関連キーワード

脆弱性検査 / クラウドソーシング / Black Hat

関連記事

トピックス

[Sponsored]

海外で広がる「バグバウンティ=脆弱性報償金制度」、もっと日本でも!:第1回 [ 2/2 ] セキュリティに関する世界最大のイベントの1つが「Black Hat USA」。今年も8月初旬に米国ラスベガスで開催された。さまざまな話題があったが、今回は「バグバウンティ(Bug Bounty)」と呼ばれる脆弱性報償金制度を取り上げたい。Black Hat USA 2019で、米マイクロソフトは、Microsoft Azureの脆弱性を発見するために最大30万ドル、アップルは従来20万ドルだったのを最大100万ドルの報奨金を出すと発表している。このように、セキュリティ上の問題を発見するためにもっと日本でも実践したほうがよいと考えるからだ。セキュリティ人材育成・発掘利点もある。

PAGE TOP