Dropbox Japanは2019年11月5日、説明会を開き、法人向けファイル同期サービス「Dropbox Business」の新機能を紹介した。同年9月26日に追加した新UI(ユーザーインタフェース)「Dropbox Space」によって、コミュニケーションを起点とするのではなく、タスク(やるべき仕事)を起点に仕事を遂行できるとしている。
Dropbox Spaceは、企業ユーザー向けに提供しているDropbox Businessの新UIである(画面1)。ファイル管理フォルダをプロジェクト(仕事の単位)として管理できる。フォルダを開くと、ファイルリストを表示するだけでなく、プロジェクトの詳細説明を掲示できる。タスク(やるべき仕事)のリストと進捗状況(チェックボックス)も掲示できる。

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プロジェクトに参画しているメンバーの一覧も表示する。ここからSlack(チャット)やZoom(ビデオ会議)、メールなどの外部コミュニケーションツールと直接連携してコミュニケーションを図ることができる。また、それぞれのファイルにコメントを付けたり、ファイルに付いているコメントのやり取りを閲覧したりすることも可能だ。
表計算クラウドサービス「Googleスプレッドシート」も、ファイルとして扱えるようになっている。Dropboxは、Googleスプレッドシートと同機能のクラウド型の表計算ソフトを自社クラウドで運営する。フォルダ上の表計算ファイル(ファイルのサフィックスは「.gsheet」)をクリックすると、Dropboxのクラウド型表計算ソフト上で表計算シートが開く。
まだタスクが完了してないフォルダなどに「スター」を付けておくことで、新UIのフォルダ画面にピン留めするように該当フォルダを掲示できる。次にユーザーが使う可能性の高いフォルダを表示する機能も持つ。例えば、直近で頻繁にアクセスしているフォルダや、外部のカレンダーアプリから取得した直近のイベントに関連したフォルダなどを表示する。
検索機能も備える。テキストファイルだけでなく、Office文書ファイルやPDFファイルなどのテキストデータを含んだファイルを、テキスト文字列を利用して文字列検索できる。AIを用いた画像検索機能も備えており、テキスト文字列を使って画像を検索できる。画像に写っているものにタグ(メタデータ)を勝手に付与してくれるので、これを利用してテキスト検索ができる。
●Next:Dropbox Business新機能が提案するタスクファーストとは
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