三井住友銀行は、外国為替の電子取引基盤の構築にあたり、北アイルランドのFirst Derivativesの1部門であるKxが開発した基盤ソフトウェアを採用した。現在、三井住友銀行はシステム運用の第1フェーズに入っており、スプレッドの縮小、流動性の拡大、約定率の向上といったメリットを享受しているという。First Derivatives日本法人のファースト・デリバティブズジャパンが2020年1月30日に発表した。
三井住友銀行は、外国為替における次世代の電子取引基盤を構築するにあたり、システム構築と運用を担当するベンダーとして、北アイルランドのFirst Derivativesの1部門であるKxを選定した。Kxとは複数年の契約を交わしている。
Kxを用いた電子取引基盤では、リアルタイムの取引分析機能を背景に、電子取引やアルゴリズム取引、リスク管理などの各種のサービスを提供する。
三井住友銀行は現在、システム運用の第1フェーズに入っている。すでに、スプレッドの縮小、流動性の拡大、約定率の向上などの効果が出ているという。
図1:「Kx for Flow」のアーキテクチャ(出典:Kx)拡大画像表示
システムの要素として、Kx製品群のうち、「Kx for Flow」「Algo Risk Management」「FX Analytics」の3つを利用している(図1)。
Kxの製品の中核は、インメモリーで動作する時系列データベースエンジンの「kdb+」である。取引のライフサイクル全体を通して、取引の分析や可視化ができる。
-
AI時代の“基幹インフラ”へ──NEC・NOT A HOTEL・DeNAが語るZoomを核にしたコミュニケーション変革とAI活用法
-
加速するZoomの進化、エージェント型AIでコミュニケーションの全領域を変革─「Zoom主催リアルイベント Zoomtopia On the Road Japan」レポート
-
14年ぶりに到来したチャンスをどう活かす?企業価値向上とセキュリティ強化・運用効率化をもたらす自社だけの“ドメイン”とは
-
-
-
-
生成AIからAgentic AIへ―HCLSoftware CRO Rajiv Shesh氏に聞く、企業価値創造の課題に応える「X-D-Oフレームワーク」
-
-
-
「プラグアンドゲイン・アプローチ」がプロセス変革のゲームチェンジャー。業務プロセスの持続的な改善を後押しする「SAP Signavio」
-
BPMとプロセスマイニングで継続的なプロセス改善を行う仕組みを構築、NTTデータ イントラマートがすすめる変革のアプローチ
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-


