UiPathは2020年7月27日、GUIアプリケーションの機能テストを自動化するテストツール「UiPath Test Suite」を販売開始した。テストを実行するロボットソフトウェアや、テストシナリオを設計する開発ツール、管理ツール、などで構成する。
UiPath Test Suiteは、GUIアプリケーションの機能テストを自動化するテストツールである(図1)。同社はこれまで、GUIアプリケーションを自動で実行する技術をRPA(ロボットによる業務自動化)用途で販売してきたが、今回新たにソフトウェアテスト用途で販売する。
図1:ソフトウェアの機能テストツール「UiPath Test Suite」では、テストシナリオの開発ツールやテストシナリオを実行するロボット、管理ツールなどを一通り提供する(出典:UiPath)
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ソフトウェアは、テストシナリオを設計・開発する「UiPath Studio Pro」、テスト計画を管理する「UiPath Test Manager」、テストの実行を管理・制御する「UiPath Orchestrator」、テストを実行するロボットソフトウェア「UiPath Test Robots」、――などで構成する。
テスト用に開発した部品は、RPAによる業務の自動化に再利用できる。