[新製品・サービス]

アライドテレシス、インターネットアクセスを社内業務端末から分離するクラウドサービス

クラウド上のWebブラウザを画面転送型で遠隔操作

2020年8月5日(水)日川 佳三(IT Leaders編集部)

アライドテレシスは2020年8月5日、業務アクセスとインターネットアクセスを簡単に分離できるクラウド型のセキュリティサービス「Net.CyberSecurityセキュアWebサービス」を発表した。インターネットアクセス用のWebブラウザを画面転送型でリモート操作する仕組み。2020年8月1日から提供している。

 Net.CyberSecurityセキュアWebサービスは、Webブラウザを利用したインターネットアクセスを、社内業務端末から分離してセキュリティを確保するサービスである(図1)。クラウド上でWebブラウザを動作させ、これを社内の業務端末から画面転送型で利用する仕組み。

図1:「Net.CyberSecurityセキュアWebサービス」の概要。クラウド上のWebブラウザ(Dockerコンテナとして起動)を画面転送型でリモート操作する(出典:アライドテレシス)図1:「Net.CyberSecurityセキュアWebサービス」の概要。クラウド上のWebブラウザ(Dockerコンテナとして起動)を画面転送型でリモート操作する(出典:アライドテレシス)

 クラウド上のWebブラウザを使ってインターネットにアクセスすることから、マルウェアや不正なコードをダウンロードしても、手元のクライアントPC端末には影響が及ばない。また、WebブラウザはLinux上のDockerコンテナで都度生成して、利用を終えるとDockerコンテナごと消去することから、クラウド上にもマルウェアや不正なコードが残らない。

 特徴の1つは、Webブラウザの動作にあたりWindowsを使っていないため、WindowsのCAL(クライアントアクセスライセンス)が要らず、コストを低く抑えられることである。最小構成は10ユーザーで、スタンダードプランのほかに、より低価格なライトプランも用意している。クラウドサービスであるため、新たな端末の購入は不要で、ソフトウェアをインストールするだけで利用できる。

 ベースとなるミドルウェアとして、ジェイズ・コミュニケーションのインターネット分離ソフト「SCVX」を利用している。

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