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SCSK、クラウド型のDevOps基盤「DevCond.」を提供、開発生産性と品質の向上を支援

2020年9月1日(火)IT Leaders編集部

SCSKは2020年8月31日、ニアショア事業展開におけるリモート開発でのノウハウを活かし、開発生産性と品質の向上を支援するDevOpsサービス「DevCond.(デブコンド)」を提供開始した。業種業界を問わず、リリース頻度の高いアプリケーションのライフサイクル改善を継続的に支援する。SCSKは、DevOps活用による開発サイクルの仕組化で顧客企業のビジネスを支援する。

 SCSKの「DevCond.(デブコンド)」は、開発生産性/品質の向上を支援するクラウド型DevOpsサービスである(図1)。開発と運用をシームレスにする指揮者(DevOpsConductor)の役目を担う。ユーザーが導入しているシステムや業務フロー、運用ルールを大幅に変更せずに、DevOpsサービスを利用できる。クラウド上に構成したDevOps環境を活用し、すぐに利用開始することが可能だ。

図1:「DevCond.」の概要(出典:SCSK)図1:「DevCond.」の概要(出典:SCSK)
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 継続的なビルドやデリバリーなどの、DevOpsプラクティスを適用することができる。開発の進捗状況や品質に関わる様々な指標を可視化できるレポートも提供する。また、各サーバーリソースの状況やエラーログなどを収集して可視化することで、問題箇所の早期発見が可能になる。

 サービスの導入効果(数値はSCSK調べ)としては、実装フェーズでの不具合検知が30%改善した。静的解析や回帰試験によって手戻りを防止したり、バグを早期に検出することで開発生産性と品質が向上した。また、実装から結合テストにおける生産性は20%向上した。パイプラインによる手作業を全自動化することで、生産性が向上した。リリース切り替え時間に関しては、最短0分まで短縮できた。リリースの自動化により、早期切り替えが可能になった。

 SCSKは今後、システム開発における開発生産性と品質を向上するツールとして活用できるように、ほかの機能を有する製品・サービスとの連携を通じて、運用基盤サービスやコミュニケーション基盤サービスなど、機能の強化を図る考えだ。

 背景について同社は、昨今、ビジネス環境の変化のスピードが増しており、それにともない、システム環境の一層の迅速性が求められることを挙げている。「アプリケーションも改修の頻度が増し、開発スピードの向上と品質の確保の両立が課題になっている」という。

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