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住友電工情報システム、ExcelをWebアプリ化する「楽々Webデータベース」を機能強化

見積書や請求書も作成可能に

2020年10月2日(金)日川 佳三(IT Leaders編集部)

住友電工情報システムは2020年10月1日、ExcelファイルをWebアプリケーション化できるツール「楽々Webデータベース」を強化した。新たに、単票アプリに表項目を配置できるようにした。これにより、見積書や請求書も作成できるようになった。また、棒グラフ、円グラフなどのグラフ機能も追加した。収集したデータをExcelにダウンロードすることなくグラフ化して可視化できるようになった。

 住友電工情報システムの「楽々Webデータベース」(楽々WDB)は、ExcelファイルをWebアプリケーション化するローコード開発ツールである。「Excelファイルを配布して、データを書き込んでもらって収集する」といった業務を、Webアプリケーションに置き換える。収集した情報をリアルタイムに共有して、業務のスピードと品質を高められるとしている。クラウドサービス版とオンプレミス版がある

 普段業務に使っているExcelファイルを楽々Webデータベースに読み込むだけで、ノンプログラミングでWebアプリケーションを自動生成する。自動生成したWebアプリケーションでは、データの登録、更新、検索、削除、データコピー、Excel/CSV形式でのデータの抽出/登録、PDF帳票出力、などができる。

 Webアプリケーション画面だけでなく、ExcelファイルのUIをそのまま利用してデータを登録、更新、閲覧する使い方もできる。

 今回の機能強化では、単票アプリに表項目(明細表)を配置できるようにした。これにより、見積書作成のような単票アプリの帳票のレイアウトに明細行を配置できるようになった。行数が異なる明細も表示できる。複数の明細行を配置して複数の明細データを持つ帳票も実現できる。

 データをグラフ化する機能も追加した。Excelファイルにデータをダウンロードすることなく、Webアプリ側でデータを可視化する。アンケート結果や売上などの数値を、収集してすぐにグラフ化できる。棒グラフ、横棒グラフ、円グラフ、積み重ね棒グラフ、エリアグラフ、折れ線グラフ、複数棒グラフ、などを利用できる。

 価格(税別)は、クラウドサービス版の場合、10ユーザーまで、最大10個のアプリケーションが利用できるライトプランが月額1万円、制限がライトプランよりも緩いスタンダードプランが1ユーザーあたり月額1500円。オンプレミス版は180万円から。

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住友電工情報システム / 楽々Webデータベース / ローコード / ワークフロー

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