アシストは2020年10月9日、データベース設計の教育コース「データモデリング研修」をリニューアルした。従来は対面型の研修だったが、Webでライブ配信を受講する形にした。これに合わせ、受講内容を復習できるようにテキストも全面改訂した。
アシストの「データモデリング研修」は、データベース設計を学ぶための教育コースである。「基本」と「実践」の2コースを提供する(表1)。
コース名 | 受講期間 | 受講形態/会場 | 価格(税別) |
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基本 | 2日間 | 定期研修:アシスト(東京、名古屋、大阪) | アシスト研修チケット8枚(8万円相当) https://www.ashisuto.co.jp/ojt/apply/ticket/ |
一社向け研修:顧客環境またはWeb形式 | 60万円(10人まで) | ||
実践 | 5日間 | 一社向け研修:顧客環境のみ | 150万円(3人まで) |
基本コースでは、論理データモデリングから物理データモデリングまでを習得できる。実践コースでは、ユーザー企業の実際の業務とデータを対象に、ワークショップ形式で実践する。スキルの習得に加えて、データモデリングの有効性を検証できる。
今回のリニューアルでは、Webでオンラインで受講できるようにした。従来は対面型だったが、Webを介したライブ配信に改めた。これに合わせてテキストも全面改訂した。従来であれば講師がホワイドボードで補足していたことも、あらかじめテキストに含めて受講者が復習できるようにした。
コンテンツ(動画)は、自習や振り返りがしやすいように、セミナー単元ごとに分けている。見たいコンテンツだけをオンデマンドで閲覧できる。また、アシストでは、独自のデータの正規化ノウハウ「正規化・簡便法」の見直しを3~5年かけて行っており、今回の基本コースと実践コースに反映したとしている。
アシストでは、データモデリング研修のほかにも、データ活用の企画を立てたり、データ活用基盤を設計したりする「データモデリングサービス」も提供している。