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データ分析基盤「InterSystems IRIS」を強化、セルフサービスBIツールで分析可能に

2020年10月22日(木)日川 佳三(IT Leaders編集部)

米InterSystems(日本法人はインターシステムズジャパン)は2020年10月22日、データ分析機能を備えたデータベース管理システム「InterSystems IRIS Data Platform」を強化し、現場担当者がセルフサービス型でデータを分析できるようにした。外部のセルフサービス型BI(ビジネスインテリジェンス)ソフトウェアからInterSystems IRISのデータを利用できるようにした。近日リリースするInterSystems IRISの強化版で利用できるようになる。

 InterSystems IRIS Data Platformは、データ分析機能を備えたデータベース管理システムである。1つのデータベースでトランザクション処理(OLTP)と分析処理(OLAP)を同時に行える。リレーショナルモデルや非リレーショナルモデルを含む各種のデータ形式を取り扱える。異なるデータ同士を統合する機能やBI(ビジネスインテリジェンス)機能、自然言語処理機能なども備える。外部のデータ分析ソフトウェアとの接続もできる。

 今回の強化では、InterSystems IRISで管理しているデータを外部のセルフサービス型BI(ビジネスインテリジェンス)ソフトウェアを使って分析できるようにする機能「InterSystems IRIS Adaptive Analytics」を追加した。InterSystems IRISで既に提供しているMOLAP(多次元OLAP)機能に加えてROLAP(リレーショナルOLAP)機能を追加した形である。

 Tableau、Microsoft Power BI、Microsoft Excelなどの一般的なサードパーティ製BIツールからInterSystems IRISのデータを可視化、分析、照会できる。現場部門のエンドユーザー自身が、情報システム部門が関与することなくBIダッシュボードを作成・修正できる。ビジネス上の意思決定に必要な情報をタイムリーに得られる。

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