[新製品・サービス]

NTTPC、月額1300円のWindowsリモートデスクトップサービスを提供

2020年11月27日(金)IT Leaders編集部

NTTPCコミュニケーションズは2020年11月26日、Windowsリモートデスクトップ環境をクラウドサービスの形で提供するサービス「Windows Server リモートデスクトップ(RDS)SAL」を発表した。価格(税別)は1ユーザー月額550円で、別途契約が必要な仮想サーバー(最小構成で月額上限750円)と合わせて、トータル月額1300円でWindowsのリモートデスクトップ環境を利用できる。

 NTTPCコミュニケーションズの「Windows Server リモートデスクトップ(RDS)SAL」は、Windowsのリモートデスクトップ環境をクラウドサービスの形で提供するサービスである。Windows用の仮想サーバーを提供するサービス「WebARENA Indigo Windowsタイプ」と組み合わせて使う。これにより、クラウド上のWindowsデスクトップにリモートアクセスして利用できるようになる。

 Windows OSは、Windows Server 2019 DataCenter Editionである。Windows Serverをターミナルサービス型で共有しつつ、それぞれ独立したデスクトップPCのように使えるRDS(リモートデスクトップサービス)の仕組みを使う。RDSのライセンスの種類として、RDS CAL(クライアントアクセスライセンス)ではなくRDS SAL(サブスクライバーアクセスライセンス)を使う。

 同社は、サービスの特徴として価格の安さをうたっている。RDS SALのライセンス費用は月額550円から。別途契約が必要になる仮想サーバーの費用は、最小構成のスペックの場合、1時間あたり1.25円で、月額上限750円である。これらを合わせ、最小構成では月額1300円でWindowsのリモートデスクトップを利用できる。

 仮想サーバー(WebARENA Indigo Windowsタイプ)のスペックと価格は表1のとおり。

表1:WebARENA Indigo Windowsタイプの料金(出典:NTTPCコミュニケーションズ)
メモリー vCPU SSD容量 従量料金(税別) 月額上限料金(税別)
1GB 2vCPU 50GB 1.25円/時間 750円
2GB 3vCPU 100GB 2.5円/時間 1500円
4GB 4vCPU 200GB 5円/時間 2900円
8GB 6vCPU 400GB 10円/時間 5900円
16GB 8vCPU 800GB 20円/時間 1万2000円
32GB 10vCPU 1600GB 40円/時間 2万4000円
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