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三菱商事、連結決算システムを刷新、「STRAVIS」を採用して保守運用コストを4割削減

2020年12月17日(木)IT Leaders編集部

三菱商事が連結決算システムを刷新した。電通国際情報サービス(ISID)の連結会計パッケージソフトウェア「STRAVIS(ストラビス)」を採用した。パッケージの標準機能を活用して保守運用コストの約4割を削減したとしている。ISIDが2020年12月16日に発表した。

 三菱商事の旧連結決算システムは、2000年代に稼働を開始したものである。パッケージソフトウェアをベースとしながらも、個別の要件に対応するため、機能を追加で開発していた。結果、システム構成が複雑になり、会計制度や社内制度変更への対応コストの増大につながった。

 今回、連結決算システムを刷新した。「パッケージ製品標準機能の利活用」「グループ全体の連結決算業務の効率化」「内部・外部環境変化への柔軟性」の3つのコンセプトを掲げて製品を検討。結果、これらに合致し、複雑な業務ロジックを実装可能としてSTRAVISを採用した。

 STRAVISは、ISIDが開発・提供する連結会計パッケージソフトウェア。延べ950社を超える連結決算システムの導入支援で培ったノウハウを製品に投入している。「IFRS対応」「グループ経営管理の要請」「決算早期化」といった多様な課題に対する解決策を提供し、連結会計・管理会計・グループ経営データ収集基盤として、各種業務の効率化を支援する。

 三菱商事の新連結決算システムは、500社を超える直接連結対象会社の財務・非財務データを一元管理し、「グループ各社からのデータ収集」「事業セグメント別連結」「全社連結」を行うための共通IT基盤として、グループ全体の連結決算業務の効率化を可能にする。なお、事業セグメント別連結を可能にするため、ISIDが開発した「事業連結オプション」を採用している。

 新システム導入による主な効果は、国内外約500社の直接連結対象会社に対し、オンラインデータ収集に加え、入力状況のリアルタイム管理、入力データの整合性チェックが可能になった。各社の会計システムとのデータ連携により、グループ各社の業務負荷の軽減とデータ精度の向上も図っている。

 世界の約90の国・地域の連結対象会社を含む拠点ネットワークを通じて、幅広い産業分野で事業を展開する三菱商事は、複数の事業セグメントで構成されている。事業セグメント別の連結業務も可能にするため、必要なデータや機能をユーザーごとに適した形態で提供する必要がある。今回、STRAVISの標準機能である権限設定を活用することにより、各ユーザーは迷うことなく、自身に関係する自動仕訳機能やデータ照会機能のみを利用できるようになった。

 事業連結オプションを活用することで、事業セグメントを跨る投資に関する複雑な会計処理や、組織変更によるリステイトをスムーズに行うことが可能になった。連結グループ全体の連結決算に加え、事業セグメント別の連結業務の効率化を図っている。

 新システムの導入にあたりシステム全体の運用設計を見直し、STRAVISの標準機能を最大限に活用した。その結果、保守運用コストの約4割を削減できたという。

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