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光洋と富士通、生体認証を使った一般向けレジなし店舗の実証実験、2021年4月から本運用

2021年1月14日(木)日川 佳三(IT Leaders編集部)

光洋ショップ‐プラス(光洋)と富士通は2021年1月14日、光洋が運営するコンビニエンスストア「グリーンリーブスプラス横浜テクノタワーホテル店」(所在地:神奈川県横浜市)において、生体認証で本人を確認するレジなし店舗の実証実験を2021年1月15日から実施する。一般客向けの店舗では日本で初めての試みとしている。光洋は、2021年4月1日から同店舗での本運用を開始し、2024年までに導入店舗を30店舗まで拡大する予定である。

 光洋は、同社が運営するコンビニエンスストア「グリーンリーブスプラス横浜テクノタワーホテル店」において、生体認証で本人を確認するレジなし店舗の実証実験を2021年1月15日から実施する(写真1)。2021年4月1日から同店舗での本運用を開始し、2024年までに導入店舗を30店舗まで拡大する。

図1:実施店舗「グリーンリーブスプラス横浜テクノタワーホテル店」の様子(出典:光洋ショップ‐プラス、富士通)図1:実施店舗「グリーンリーブスプラス横浜テクノタワーホテル店」の様子(出典:光洋ショップ‐プラス、富士通)

 来店客は、事前にスマートフォンアプリ「GreenLeaves+アプリ」をダウンロードしてクレジットカードの情報を登録しておく。店舗に来たら、アプリに表示したQRコードを使って入店する。入店後は、店内に設置したカメラや重量センサーで来店客の動きや購入商品を判別する。来店客は、そのまま退店することで、自動的に決済が完了する。購入履歴は、スマートフォンに送信する電子レシートで確認できる。

 QRコードによる認証に加えて、手のひら静脈と顔情報で本人を特定するマルチ生体認証技術も導入する。マルチ生体認証を使うと、手のひら静脈と顔の情報をスマートフォンアプリとひも付けて事前に登録しておくことで、スマートフォンを使うことなく手ぶらで入店できるようになる。

 システムは、富士通は構築した。レジなしの小売店舗を実現するクラウドサービスとして、米Vcognition Technologies(呼称はZippin:ジッピン)のクラウドサービスを使っている(関連記事富士通、レジなし小売店舗を実現するZippinのクラウドサービスを国内販売)。これに、富士通のマルチ生体認証を組み合わせている。

 光洋は、全国の病院・施設内のコンビニエンスストアやレストラン、カフェの運営ノウハウを活かし、レジなし店舗とのシナジー効果が見込める複合店舗の開発を目指す。2024年までの3年間で、病院職員向け店舗およびマイクロマーケットなどで、高い売り場効率が期待できる店舗を中心に30店舗以上にレジレスシステムを導入する。

 なお、光洋と富士通によると、一般客向けの店舗にレジなしシステムを構築するのは日本で初めてとしている。これまでは、富士通の事業所「富士通新川崎テクノロジースクエア」(所在地:川崎市)に設置した実験店舗「ローソン富士通新川崎TS レジレス店」でレジなし店舗を運用してきた実績がある(関連記事富士通、事業所内にローソンレジなし実験店舗をオープン、カメラで商品を判別し退店時に自動決済)。

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