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インテック、複数SaaSへのSSOに対応した「ID認証サービス」を強化、多要素認証が可能に

2021年4月7日(水)日川 佳三(IT Leaders編集部)

インテックは2021年4月7日、複数のSaaSへのログイン認証の仕組みを一元化する「ID認証サービス」を強化した。新たに、多要素認証機能、ユーザー管理機能、監視/レポート機能などを追加している。価格(税別)は初期費用が20万円、月額費用が1ユーザーあたり300円から。

 インテックの「ID認証サービス」は、Microsoft 365やSalesforce.comなど複数のSaaSのID情報を一元的に管理し、これらをSSO(シングルサインオン)でログインする機能を提供する(関連記事インテック、SaaSへのログインを一元管理するSAMLベースのSSOサービス「ID認証サービス」)。

 SAMLを用いたID連携によって、SaaSクラウドサービスへのSSOログインを実現する。アクセス先となるSaaSのID情報をあらかじめ登録しておけば、ID認証サービスに1度ログインするだけで、SAMLに準拠したSaaSにSSOでログインが可能になる。

 今回の強化では、2020年8月にID認証サービスを発表した際にアナウンスしていた追加予定の機能を実際に実装した(図1)。

図1:「ID認証サービス」の概要(出典:インテック)図1:「ID認証サービス」の概要(出典:インテック)
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 ID認証サービスへのログイン手段を拡充した。これまではID/パスワード認証しか使えなかったが、デジタル証明書を用いた認証や、ワンタイムパスワード(OTP)を用いた認証などを組み合わせた多要素認証ができるようになった。

 ID認証サービスで管理しているID情報を外部システムから利用できるようにするAPIを実装した。エンドユーザーがID認証を受けた状況や、エンドユーザーがID情報を登録・変更・削除した状況などを監視/レポートする機能も追加した。

 インテックによると、今後はユーザー認証方式を追加し、FIDO認証も使えるようにする予定という。

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インテック / SSO / ID管理 / SaaS / FIDO

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