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[新製品・サービス]

ロゴヴィスタ、仕様書のないレガシーCOBOLプログラムの構造を可視化するサービスを提供

2021年6月2日(水)日川 佳三(IT Leaders編集部)

ロゴヴィスタは2021年6月2日、COBOLで開発したレガシーアプリケーションのプログラム構造を可視化するサービスの提供を開始した。プログラムをロゴヴィスタに提供することによって利用できる。可視化した情報は、専用の参照ツールを用いて参照する。

 ロゴヴィスタは、COBOLで開発したレガシーアプリケーションのプログラム構造を可視化するサービスを開始した。昔から運用を続けて、仕様書が存在しないようなレガシーアプリケーションの全体像を把握したうえで、どの個所を再構築すべきなのか、市販のアプリケーションで置き換えられるかなどを明らかにできる。

 利用にあたってユーザーは、COBOLのソースプログラムをロゴヴィスタに提供する(図1)。そのプログラムをロゴヴィスタが解析し、可視化に必要なデータを構築した後、解析結果データと参照用ツールを納品する。必要に応じて、図面での提供にも対応する。

図1:COBOLのソースプログラムをロゴヴィスタに提供することによって、仕様書が存在しないプログラムについても流れを可視化できる(出典:ロゴヴィスタ)図1:COBOLのソースプログラムをロゴヴィスタに提供することによって、仕様書が存在しないプログラムについても流れを可視化できる(出典:ロゴヴィスタ)
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 可視化の手段として、データツリーを作成する。フローチャートに似ているが、データ領域の成立(計算)関係に注目した「家系図」のような図である(図2)。データツリーは、JCLでつないでいる複数のプログラムにまたがって作成することができる。

図2:可視化の手段として、データツリーを作成する。データ領域の成立(計算)関係に注目した「家系図」のような図である(出典:ロゴヴィスタ)図2:可視化の手段として、データツリーを作成する。データ領域の成立(計算)関係に注目した「家系図」のような図である(出典:ロゴヴィスタ)
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 データツリーは、普通に作成すると体育館に広げるような非常に大きな関連図となってしまうケースが多い。このため、1つのデータ領域から処理の上流方向や下流方向に追っていく機能を組み込んである。このツールを解析結果の表示用ツールとしてユーザーに提供する。

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ロゴヴィスタ / COBOL / レガシーマイグレーション / レガシーシステム / メインフレーム

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