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ぷらっとホーム、IoTデータを収集・可視化する小型サーバー「OpenBlocks IDM RX1」を販売

ダッシュボードを4ステップで構築するBIツールを提供

2021年7月21日(水)日川 佳三(IT Leaders編集部)

ぷらっとホームは2021年7月21日、IoTデータをオンプレミス環境で収集して可視化するための小型サーバー「OpenBlocks IDMシリーズ」の新モデル「OpenBlocks IDM RX1」を発表した。同年8月から出荷を開始する。これまでSIベンダーなどによるカスタマイズが必要だったBIツールをプリインストールでの提供に変更し、BIツール「RealBoard」を提供する。価格(税別)はオープンで、市場想定価格は38万5000円。

 ぷらっとホームの「OpenBlocks IDMシリーズ」は、IoTデータをオンプレミスで収集して可視化する用途に特化した小型サーバー製品である(写真1)。ハードウェアとOS、アプリケーションを一体化したアプライアンスサーバーとして提供する。生産管理データのような社内に保管したいデータを扱うケースで、クラウドを使うことなく、オンプレミス環境でIoTシステムを構築できる。

写真1:OpenBlocks IDM RX1の外観写真1:OpenBlocks IDM RX1の外観(出典:ぷらっとホーム)

 新モデルのOpenBlocks IDM RX1は、これまでSIベンダーなどによるカスタマイズが必要だったBIツールをプリインストールでの提供に変更し、BIツール「RealBoard」を提供する。同ツールを用いて、エンドユーザーが収集したデータをプログラミングなしに統合してグラフ化することができる(画面1)。

画面1:BIツール「RealBoard」の画面(出典:ぷらっとホーム)画面1:BIツール「RealBoard」の画面(出典:ぷらっとホーム)
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 BIツールのRealBoardは、Microsoft PowerPointのような操作感で、4ステップの操作でダッシュボードをカスタマイズできる。背景画像の貼り付け→センサーなどのIoTデータポイントを配置→チャートを作成→各要素をダッシュボードに貼り付け、という手順でダッシュボードを構築する。

 時系列データを、線グラフや棒グラフ、ステップグラフ、文字ラベルなどで可視化する。時間ごとに集計(平均・合計など)した結果をプロットし、タグ(ビーコンなど)の位置情報も可視化する。時系列データベースに保存したデータを、任意の期間に対して検索して読み込んだり、指定したタイムスタンプで新しいデータを書き込んだりできる。

 サーバーハードウェアは、ディスクドライブやファンといった可動パーツがないファンレス設計をとる。AC電源を内蔵し、電源ケーブルで給電する。幅194×奥行き177×高さ42mmの1U筐体サイズで置き場所に困らない。外部インタフェースは、ネットワークが100BASE-T×4。コンソール接続用にUSBポート(MicroUSB type-B)を1つ備える。

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