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G.U.テクノロジーズ、ブロックチェーン構築クラウドサービス「G.U.Blockchain Cloud」を提供

2021年8月12日(木)日川 佳三(IT Leaders編集部)

G.U.テクノロジーズは2021年8月6日、ブロックチェーン構築クラウドサービス「G.U.Blockchain Cloud」を提供開始した。Ethereum互換のブロックチェーンを用いたシステムを、少しの学習で容易に構築できるとしている。料金は最小構成ノード「Small」が月額49ドルで、開発用の標準構成で月額558ドル程度から、本番環境は月額1000ドル程度から。

 G.U.テクノロジーズの「G.U.Blockchain Cloud」は、ブロックチェーンを用いたシステムを構築・運用するためのクラウドサービスである。Ethereum互換のブロックチェーンネットワークを、3ステップで導入できるとしている。ブロックチェーンエンジニアがいなくても企業情報システムにブロックチェーンを適用できることをアピールしている(画面1)。

画面1:G.U.Blockchain Cloudの管理画面のイメージ(出典:G.U.テクノロジーズ)画面1:G.U.Blockchain Cloudの管理画面のイメージ(出典:G.U.テクノロジーズ)
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 構築したブロックチェーン上にERC20トークン(通貨トークン)やERC721トークン(NFT:非代替性トークン)を発行することで、自社ポイントの発行やNFT関連システムの開発を始められる。発行したERC20トークンはEthererum互換ウォレットから利用できる。

 ブロックチェーン開発に興味のある開発者が、すぐにブロックチェーン開発を体験可能なサンドボックス「G.U.Sandbox Chain」を用意している。無料でトークンを発行して期間限定で体験できる。日本語のドキュメントを揃えており、容易にブロックチェーンを操作できるとしている。

 運用保守も容易にしている。管理GUIでは、ブロックチェーンの状況に加え、サーバーのCPU、メモリー、ストレージ、ピア数、ノードログなど各種の情報をグラフィカルに確認できる。また、導入後のサポートだけでなく、ブロックチェーンを活用した事業やアプリケーション開発に関するコンサルティングを並行して提供する。

 G.U.テクノロジーズは今後、プライベートチェーンの監査性を担保するパブリックチェーン系へのアンカリング技術や、チェーンをまたいだ価値交換を行うクロスチェーン技術も合わせて提供していく予定である。これらの技術を利用することで、高速、匿名、監査性の特徴を備えたプライベートチェーンを構築できるようになるとしている。

 同社は以下の想定ユースケースを示している。

  • NFTの基盤構築
  • ステーブルコイン(企業独自のポイントや社内ポイントの発行管理)
  • 監査性が必要なシステムの構築
  • 各企業間の独自の送金システム構築
  • DeFi(分散金融)の基盤構築
  • デジタルライセンス管理システム構築
  • エンターテイメント業界におけるアートや作品の売買管理
  • 音楽著作権管理の透明性向上のためのシステム構築
  • 不動産の売買管理のプラットフォーム化
  • 地方発地域通貨の発行管理
  • 原材料調達や食の信頼向上のためのトレーサビリティ管理
  • 医療・健康データの共有や保管管理
  • 災/害時の情報共有インフラの構築 ・各種支援金や寄付金の管理や配布

 サービス提供の背景として同社は、自社でブロックチェーンを利用したシステムを開発する場合、ブロックチェーンエンジニアが必要になり、構築・運用に大きな費用がかかることを挙げる。「トランザクションの速度や匿名性、企業秘密、可用性などを考慮する場合、パブリックチェーンではなく自社でプライベートチェーンを構築することは有力な選択肢である」(同社)

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G.U.テクノロジーズ / Ethereum / ブロックチェーン / NFT

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