Sansanは2021年10月20日、請求書受領クラウドサービス「Bill One」に仕訳機能を追加したと発表した。仕訳とは、取引の要素を分類して帳簿に記載することを指す。仕訳した記録は、最終的に「貸借対照表」や「損益計算書」といった決算書としてまとめる。請求書処理において必要となる仕訳業務をBill One上で行えるようにしたことで、経理業務を迅速化するとしている。
Sansanの「Bill One」は、取引先が発行した請求書をオンラインで受領するためのサービスである。請求書の受け取りとデータ化を代行する。AI-OCR(光学文字認識)とオペレーターの文字入力を併用してデータ化する。請求書のフォーマット(紙、PDFなど)や送付方法(郵送、メール添付など)を問わずにデータ化できる(関連記事:Sansan、請求書の受け取りとデータ化を代行するクラウドサービス「Bill One」を発表)。
今回、Bill Oneに仕訳機能を追加した。受領してデータ化した請求書情報を基にして、Bill One上で仕訳データを作成できるようにした。Bill One上で作成した仕訳データをCSVファイルとしてダウンロードして、会計システムに取り込んで利用できる。なお、Bill Oneでは請求書発行企業と受領企業の取引関係を記憶しして、継続的に取引関係のある企業に関しては、前回入力した仕訳データを自動で呼び出せるようにしている(画面1)。
画面1:Bill Oneの仕訳画面イメージ(出典:Sansan)拡大画像表示
従来、Bill Oneと機能連携をしていない会計システムを利用している企業の場合、Bill One上の請求書データを基に、会計システムに手入力で仕訳を登録する必要があった。今回、仕訳機能の追加により、経理業務における手入力の作業を減らせるようにした。
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