Goals(本社:東京都港区)は2022年3月24日、飲食店向け売上予測クラウドサービス「HANZO 売上予測」を提供開始した。売上データ(POSデータや予約データなど)を分析し、AIが45日先までの売上を予測する。予測に応じたシフト作成の補助機能も備えている。
Goalsの「HANZO 売上予測」は、飲食店向けの売上予測クラウドサービスである(画面1)。売上データ(POSデータや予約データなど)を分析し、AIが45日先までの売上を予測する。予測に応じたシフト作成の補助機能も備えている。
画面1:「HANZO 売上予測」の売上予測画面(出典:Goals)拡大画像表示
45日先までの売上予想金額、時間帯別の予想来客数、必要な従業員数、を日別に表示する。売上予測の精度については、先行して導入したトライアルユーザーと、HANZOシリーズの他の機能を使っている既存ユーザーの実績から、平均値89.6%を算出したとしている。
売上値の予測に加えて、毎日のシフト表を自動で作成する機能も備える(画面2)。売上予測から人件費を算出し、正社員やアルバイトの適正な労働時間を提案する。AIが作成したシフト表に対して、従業員の熟練度や担当種別などの諸事情に応じて手動で修正もかけられる。
画面2:「HANZO 売上予測」で自動作成したシフト表の画面(出典:Goals)拡大画像表示
なお、HANZOシリーズは、飲食店の業務をAIで効率化するクラウドサービス群である。食品ロスの削減や人手不足による店舗運営の課題を解消する。店舗にあるPCやスマートフォンのWebブラウザ上で操作でき、専用機器を購入する必要がない。
HANZOシリーズには、今回追加した新製品「HANZO 売上予測」のほかにも、いくつかの既存製品がある。例えば、「HANZO 自動発注」は、食材の発注をAIで自動化するサービスである。雨天時の売上の落ち込みや直近の売れ行きトレンドなどを加味し、店舗ごとに売上を予測して適正量を発注する。このほか、仕込み食材を適正に管理するための「HANZO 仕込み」などもある。「いつ」「どのくらい」仕込めばよいかを算出し、過剰な仕込みや欠品を防ぐ。
-
AI時代の“基幹インフラ”へ──NEC・NOT A HOTEL・DeNAが語るZoomを核にしたコミュニケーション変革とAI活用法
-
加速するZoomの進化、エージェント型AIでコミュニケーションの全領域を変革─「Zoom主催リアルイベント Zoomtopia On the Road Japan」レポート
-
14年ぶりに到来したチャンスをどう活かす?企業価値向上とセキュリティ強化・運用効率化をもたらす自社だけの“ドメイン”とは
-
-
-
-
生成AIからAgentic AIへ―HCLSoftware CRO Rajiv Shesh氏に聞く、企業価値創造の課題に応える「X-D-Oフレームワーク」
-
-
-
「プラグアンドゲイン・アプローチ」がプロセス変革のゲームチェンジャー。業務プロセスの持続的な改善を後押しする「SAP Signavio」
-
BPMとプロセスマイニングで継続的なプロセス改善を行う仕組みを構築、NTTデータ イントラマートがすすめる変革のアプローチ
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-



