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ウェアラブルマイクでWeb会議の音トラブルを解消─オカムラの「TALKHUB」

2022年4月28日(木)IT Leaders編集部

オカムラは2022年4月27日、同室の参加者を含めたWeb会議に向く音声コミュニケーションデバイス「TALKHUB(トークハブ)」を発表した。PCに接続するTALKHAB本体に、最大6台までのウェアラブルマイクスピーカーをBluetooth接続して使う。独自の音声制御技術で音漏れやハウリングなどの音トラブルを防ぐ。オープンスペースでも音漏れを気にせずにWeb会議を行える。価格(税別)は19万8000円。

 オカムラの「TALKHUB(トークハブ)」は、同室の参加者を含めたWeb会議に向く音声コミュニケーションデバイスである。PCにUSBケーブルで接続するTALKHAB本体に、最大6台のウェアラブルマイクスピーカーをBluetooth接続して使う(図1)。

 複数のマイク/スピーカーの音声信号をBluetoothで送受信し、1つの音声信号にまとめてPCと連携する。Web会議システムのマイクとスピーカーの設定で、TALKHUBを選択すると利用可能になる。

図1:Web会議用音声コミュニケーションツール「TALKHUB」の概要(出典:オカムラ)図1:Web会議用音声コミュニケーションツール「TALKHUB」の概要(出典:オカムラ)
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 TALKHUBでは、ウェアラブルマイクを使うことで、据え置き型のマイクスピーカーの弱点を解消する。離れた場所の音をマイクが拾ったり、離れた場所までスピーカー音声が届いたりといったことを防ぐ。また、独自の音声制御技術によって、音漏れやハウリングなどの音トラブルも防止する。

 ウェアラブルマイクは、音声を聞くスピーカーが耳元にあるため、音声が周りに広がらず、音声を聞き取りやすい。また、マイクも口元にあるので、ささやく程度の音量でも相手に声が伝わるほか、周りの音声もマイクに入らない。

 Bluetoothで接続できるものであればウェアラブルマイクの種類は問わない。形状としてネックスピーカー(ソニーの「SRS-NB10」を推奨)とインナーイヤー型のマイク付きイヤホンの両方を想定している。

 インナーイヤー型のイヤホンを使う場合に便利な機能として、TALKHUB本体に「インナーイヤー型用ボタン」を用意している。インナーイヤー型の場合、耳がふさがるので、同じ空間にいる会議参加者の発言(外音)が聞き取りにくくなるが、同ボタンを押すとスピーカーから会議参加者の音声が聞こえるようになる。

 オカムラは、製品開発の背景として、Web会議が一般的になる中で、個室の数は限られており、オープンスペースでWeb会議を行うことが増えていることを挙げる。「Web会議では、マイクスピーカーの音声が周囲に聞こえる、マイクが周囲の音を拾う、ハウリングが起こる、マイクスピーカーに向かって大きな声を出す必要があるなどの問題があり、コミュニーケーションが円滑に進まないという音に関する課題がある」(同社)。

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オカムラ / Web会議システム / テレワーク / デジタルワークプレイス

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