日産自動車は、全国の日産自動車販売会社の約2万人が利用する営業支援システムに操作ナビゲーションツールを導入した。システムの使い勝手を高めることによってデータの活用を推進する。ナビゲーションをオーバーレイ表示するクラウドサービス「テックタッチ」を採用し、事前検証では、分析用データの入力率が2カ月で32%から64%へと倍増している。テックタッチが2022年5月20日に発表した。
日産自動車は、全国の日産自動車販売会社の約2万人が利用する営業支援システムに操作ナビゲーションツールを導入した。システムの使い勝手を高めることによってデータの活用を推進する。
![図1:日産自動車によるテックタッチの導入効果(出典:テックタッチ)](/mwimgs/d/4/600/img_d43035fb88299d9262c5f4e21d4eb51546710.jpg)
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Webシステムにナビゲーションをオーバーレイ表示するクラウドサービス「テックタッチ」を採用した。事前検証では、分析用データの入力率が2カ月で32%から64%へと倍増している(図1)。加えて、従業員による営業支援システムへの理解が進んだという。今後は、営業支援システムへのデータ入力だけでなく、データの分析や施策の実施につなげる箇所にもテックタッチを適用していく。
テックタッチは、Webブラウザ画面上に操作ガイドをリアルタイム表示するクラウドサービスである。専用のプラグインを導入したWebブラウザで操作ガイドを表示する(関連記事:テックタッチ、操作ガイド「テックタッチ」を強化、クリック/セレクト操作やデータ入力を自動化)。