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コンソールサーバー「SmartCS」がWeb APIに対応、外部ツールからコンソール情報を取得可能に

2022年6月7日(火)日川 佳三(IT Leaders編集部)

セイコーソリューションズは2022年6月7日、コンソールサーバー「SmartCS」でREST APIを利用可能にしたと発表した。REST APIに対応した新ファームウェア(v3.0)を6月中旬以降に提供する。外部の運用管理ツールからSmartCSのREST APIを利用してコンソール情報などを収集できるようになる。

 セイコーソリューションズの「SmartCS」は、ネットワーク機器へのコンソール接続を集約するコンソールサーバーである(図1関連記事コンソールサーバーのSmartCSがAnsible連携モジュールを公開、連携事例の拡大を狙う)。

図1:SmartCSにWeb APIを追加した。外部の運用管理ツールからSmartCSのWeb APIを介して、ネットワーク機器のコンソール出力などを取得できるようになった(出典:セイコーソリューションズ)図1:SmartCSにWeb APIを追加した。外部の運用管理ツールからSmartCSのWeb APIを介して、ネットワーク機器のコンソール出力などを取得できるようになった(出典:セイコーソリューションズ)

 ネットワーク機器は通常、シリアルケーブルを介してコンソール端末(PC上で動作する端末エミュレータソフトウェアなど)を接続するためのポート(コンソールポート)を備えている。ネットワーク運用管理担当者は、ネットワーク機器がIPネットワークに接続されていない状態でも、コンソールポートを介してネットワーク機器のCLI(コマンドラインインタフェース)を操作可能である。

 ここで、SmartCSのようなコンソールサーバーは、IPネットワークを介した端末接続(SSH/Telnet)とコンソール接続を中継する。SmartCSの先にコンソール接続されたネットワーク機器群を、SmartCSへのIPネットワーク接続を介して操作する形になる。1台のSmartCSに複数台のネットワーク機器をコンソール接続した状態で、これらを切り替えて操作可能である。

 今回、SmartCSのファームウェアをv3.0に更新し、SmartCSにいくつかのWeb API(REST API)を追加した。外部の運用管理ツールからSmartCSのWeb APIを経由して、SmartCSの設定変更、ターゲットとなるネットワーク機器のコンソール出力やコンソール操作などが行えるようになった。

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