TISは2022年7月19日、「1Day Oracle Cloud ERP体験サービス」を発表した。Oracle Cloud ERPの導入方法への理解を、体験によって深められるとしている。同社が整備した金融業界の「標準業務プロセス」とOracle Cloud ERPの「導入方法論」の有効性について評価する。これらを利用することで、最短6カ月でOracle Cloud ERPを導入できるとアピールしている。
TISの「1Day Oracle Cloud ERP体験サービス」は、Oracle Cloud ERPの導入方法についての理解を体験によって深められるサービスである。体験サービスを通じて、TISが用意している金融業界の「標準業務プロセス」と、Oracle Cloud ERPの「導入方法論」の有効性について評価できる。これらを利用することで、最短6カ月でOracle Cloud ERPを導入可能としている(図1)。
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体験サービスでは、実際の画面を用いたデモンストレーション、標準業務プロセスを用いた標準化、固有業務への対応といった、ユーザーの業務を標準業務に合わせる「標準業務フィッティング」のフェーズを体験可能である。業務の標準化を体験することで、Oracle Cloud ERPの導入を推進する際のイメージが身に付く。
TISは、Oracle Cloud ERPを最大限に活用するためには、システムが提供する標準機能を理解したうえで、自社の業務を標準化して適用していく「Fit To Standard」が重要であると指摘している。同サービスにより、標準業務プロセスのテンプレートによって業務の標準化を支援する。加えて、短期での導入・利用開始を可能にする導入方法論も用意した。
体験サービスによって、「Oracle Cloud ERPを導入する前に、何が必要なのか知りたい」「実際にOracle Cloud ERPを操作してみたい」「TISの標準業務プロセスや導入方法論を評価したい」という要望に応える。
体験サービスの内容として以下を挙げている。
- Oracle Cloud ERP概論
- Oracle Cloud ERPの概要と特徴、サービスを最大減に活用する方法を解説する
- Oracle Cloud ERPを活用するための、TISが整備した「標準業務プロセス」を解説する
- TISが整備した「標準業務プロセス」のいくつかのシナリオを用いて、Oracle Cloud ERPのデモを見せる。デモを通して、実際の操作性をイメージ可能である
- 標準業務フィッティングのケーススタディを解説
- 標準業務プロセスを用いた要件の具体化と確定の流れ(標準業務フィッティング)を、ケーススタディを通して解説する