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見える化/人材/投資の各面で中小製造業を伴走型で支援するSI/コンサルティング「グロサポ」─住友電設など3社

2023年4月18日(火)IT Leaders編集部

住友電設、ウイングアーク1st、テクノ経営ウェブソリューションズの3社は2023年4月17日、中小製造業向けSI/コンサルティングサービス「グロサポ(Growth Support Service)」を提供開始した。現場の問題点を掘り起こし、「見える化、人材、投資」の3つの視点で生産性を高める。価格(税別)は、初期構築費用が20万円、月額25万円(年間契約。50測定点。センサー費用や工事費は別)。

 住友電設、ウイングアーク1st、テクノ経営ウェブソリューションズの3社が提供する「グロサポ(Growth Support Service)」は、中小製造業向けの成長支援サービスである。「工場経営のオンライン家庭教師」をイメージしたサービスであり、企業や経営者を伴走型で支援して、現場の問題点を掘り起こし、生産性を高める(図1)。

図1:中小製造業向け成長支援サービス「グロサポ」の概要(出典:住友電設、ウイングアーク1st、テクノ経営ウェブソリューションズ)
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 具体的には、中小製造業様の企業成長を目的に、見える化、分析、データ活用、フィードバック(リモートアドバイス)、人材育成、改善サポート、知見提供などのアドバイスをトータルで提供する。BIダッシュボードで工場の効率を可視化するほか、1カ月あたり2回(各1時間)、専門家によるリモートアドバイスが得られる。

 まずは、IoTで生産活動を電子化し、工場の状況を可視化する。こうして得られたデータを活用することによって、改善につなげる。現場のボトルネックが顕在化し、経営者は工場の実態を把握できるようになる。継続的に改善活動を維持していくためのコンサルティングも実施する。

 3社の役割は以下の通り。住友電設は、ユーザー窓口となり、サービス全般の提案、提供、サポートを担う。ウイングアーク1stは、データを可視化するBIダッシュボード「MotionBoard」を提供し、クラウドサービスの運用・保守を担う。テクノ経営ウェブソリューションズはユーザーへの導入とリモート支援を担う。

 「中小規模の製造業は、原価高騰や労働者確保の問題、海外との競争のなかで効率化を求められている。デジタル化の推進が必要だが、一方で、IT人材の不足から導入が停滞している。状況の可視化はできているが、経営に活かせていない」(3社)

 対象とするニーズとして3社は、「デジタルトランスフォーメーション(DX)の重要性は認識しているが、何から始めるのが効率的か相談したい」、「生産データは収集できているので、データを具体的な成長に結び付けたい」、「効率化を進めたいが、IT人材がいないので相談したい」などを挙げている。

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