AI予測モデルの生成を自動化するツールを開発・提供する米dotDataは2023年6月7日、データから特徴量を自動的に発見・抽出するソフトウェア「dotData Feature Factory」が、Azure Machine Learning(Azure ML)上で利用可能になったと発表した。これにより、Microsoft Azureユーザーは、特徴量を容易に抽出できるようになったとしている。
米dotDataの「dotData Feature Factory」は、データから特徴量を自動的に発見・抽出するソフトウェアである(関連記事:dotData、AIの特徴量発見・抽出を自動化する「dotData Feature Factory」をリリース)。データとデータの関係を自動で探索し、人間では見つけることができない隠れた特徴量を、手間と時間をかけずに発見する。
2022年12月には、特徴量を自動で抽出する技術をPythonライブラリ化し、データ分析サービス「Azure Synapse Analytics」上で利用可能にしている(関連記事:dotData、データの特徴量を自動抽出するPythonライブラリをAzure Synapse上で利用可能に)。
今回、Azure Synapse Analyticsとの連携に続き、Azure Machine Learning(Azure ML)上でも特徴量自動抽出技術を使えるようにした。Azure ML Studioに、dotData Feature Factoryを統合している。企業の業務データから特徴量の仮説を自動で生成し、データや業務知識の多寡によらず、誰もが分析の初日からビジネスに役立つパターンを発見可能だとしている。
dotData Feature Factoryの利点の1つは、特徴量抽出のノウハウを、再利用可能な形でアセット化する点である。データの加工から特徴量変換までの特徴量設計のステップをノウハウとして蓄積する。また、透明性、可読性、保守性、拡張性などの本番環境の要件を満たす形で特徴量を生成することから、実験環境から本番環境への移行が容易だとしている。
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