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DB操作ツール新版「SI Object Browser for Oracle 23.1」、ChatGPT連携でSQLを自動整形
2023年7月4日(火)日川 佳三(IT Leaders編集部)
システムインテグレータは2023年7月4日、DB操作/開発支援ツール新版「SI Object Browser for Oracle 23.1」を発表した。同年7月31日から販売する。新版では、ChatGPT APIを利用してSQLを自動で整形する機能を追加した。SQL整形作業を省力化する。価格(税別)は、1ライセンス4万6500円(保守料は2年間で1万8600円)など。ChatGPT連携機能により、売上の拡大を見込む。販売目標は、SI Object Browserシリーズ全体で、3年間で約25億円。
システムインテグレータの「SI Object Browser」は、GUIでデータベースの作成や操作を行えるDB操作/開発支援ツールである(関連記事:DB操作ツール新版「SI Object Browser for Oracle 23」、複数SQLをセミコロン区切りで実行)。
SI Object BrowserからRDBMSに接続して使う。テーブルなど各種オブジェクトの作成/編集、RDBMS側に配置する業務ロジックの作成、SQLの実行など、各種のDB操作/メンテナンス操作を行える。
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新版では、ChatGPT APIを利用してSQLを自動整形する機能を追加(画面1)。これにより、SQLの整形作業を省力化した。
SQLの整形とは、作成したSQLに対してインデントの挿入や大文字・小文字の変換などを行い、処理内容を分かりやすくする作業のこと。特に、アプリケーションに組み込むSQLにおいては、保守性の観点からSQLの整形は重要。しかし、手作業では時間がかかっていた。