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ファンケル、RPAソフト「BizRobo!」を導入、現場部門による内製で年間6700時間を創出

2023年7月14日(金)IT Leaders編集部

ファンケル(本社:神奈川県横浜市)は、RPAで人が介在する定型業務を自動化し、年間6700時間を創出した。RPAテクノロジーズの「BizRobo! Basic」を導入し、開発スキルの習得からソフトウェアロボットの実装まで現場主体の内製化を図った。RPAテクノロジーズが2023年7月13日に発表した。

 ファンケルは、無添加化粧品や健康食品を製造・販売している。2019年12月、販売管理部門の業務から人が介在する定型作業を減らす目的で、RPAテクノロジーズのサーバー型RPAソフトウェア「BizRobo! Basic」を導入した(図1)。

図1:予約データから全店舗ごとのExcelデータを作成する業務の概要(出典:RPAテクノロジーズ)
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 RPAソフトの選定では、PC知識のレベルを問わずに利用可能な操作性とサポート体制があること、社内各所での運用を一元的に統制できる管理機能を持つこと、開発者が増えても維持費用を抑えられるライセンス体系を採用していることなどを重視した。

 運用にあたっては、導入部署の社員とBizRobo!パートナーであるヴィンクスが共同でロボットを開発した。不具合対応などの保守運用は情報システム部が支援した。加えて、社内教育機関であるファンケル大学が社員研修を通じてRPA活用部署を拡大している。同僚への教育を担えるレベルに達している社員もおり、今後は、部署横断型の自動システムも構築したいとしている。

 現在、23部門で約200個のソフトウェアロボットが稼働中である。流通部門においては、取引先である卸・小売各社のWebサイトから売上データを抽出・集計したあと、自社システムへ登録して商品別実績表を作成し、処理結果をメールで通知している。この作業を、土日・祝日を含めて毎日自動で実行している。

 ほかにも、200店舗分の商品予約データ集計・伝票作成、複数システム間で必要となるデータ連携など、製造・流通・販売の各段階でBizRobo!を活用している。

 ファンケルが創出した人的リソースは、年間約6700時間に相当するという。勤務時間中の作業負担を軽減したことで、「ルーティンワークに取られていた時間を、別の業務に充てられるようになった」という声が上がっている。

 「RPAの導入から2年半あまりで、RPAに対する理解がグループ全体に浸透した。実際に開発・運用を手掛けている導入部署では、技術面で社外・部外の支援が不要となるケースも徐々に増えている。業務知識を活用した自律的なデジタル活用の体制が確立しつつある」(同社)

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